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秋ドライブの必需品! クルマの運転専用「偏光サングラス」の賢い選び方

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TEXT: Auto Messe Web編集部

大切なのは「可視光線透過率」と「偏光度」

 年を追うごとに日差しを強く感じる2019年。特にこれからのドライブシーズンとなれば、クルマの運転中に日差しによる視界不良と疲れがハッキリと出てきます。そこでサングラスの出番となりますが、よく耳にするのがロードバイク、ハイキング、ゴルフ、釣りなどのスポーツやアウトドアで活躍する偏光サングラスというもの。

 もちろんクルマの運転用の偏光サングラスもあります。例えば、強い日差しや逆光で眩しい時、アスファルトの照り返しで目が辛い、といったことも減らしてくれるというドライビングに適した設計となっています。それが運転専用の偏光サングラス。視界を妨げる強い日差しを抑えるだけの一般的なサングラスは、ただ視野を暗くするだけで、明るい昼間にトンネルや木陰を通過したりすると暗く感じるようでは困ります。

 運転専用の偏光サングラスでは、眩しさをフォローするだけでなく、看板や標識、信号の赤色黄色の識別や、前を走るクルマのブレーキランプなどもしっかり認識可能に。そんな運転専用の偏光サングラスの選び方を考えてみたいと思います。

 まず、偏光サングラスを選ぶ際に大切なのが「可視光線透過率」。取り込む光の量を数値化したもので、数値が大きいほど光を取り込む量が多くなり、見え方が明るくなります。逆に、数値が小さいほど光を取り込む量が少なくなり、見え方が暗くなります。可視光線透過率20%未満は避けたほうがいいでしょう。

 また「偏光度」も、偏光サングラスを選ぶ際に大切。雑光という紫外線や照り返しによる反射光など、目に有害な光のカット度合いを数値化。数値が高いほど、カットできる度合いが多くなり、目が疲れにくくなります。高性能な偏光サングラスは99%という数値になっているはずです。

 ちなみにスタイリッシュなフォルムやレンズカラーは大切ですが、偏光サングラスの用途によって適しているレンズのカラーがあります。運転専用の偏光サングラスとなればグレー系レンズがおすすめ。ナチュラルに近い視界で見ることができるので、他のレンズカラーよりも目が疲れにくい、といった特徴があります。

 さらにグレー系レンズの特徴は、裸眼に近い感じでナチュラルなカラーで見える、ということ。グレー系レンズが向いている用途としては、クルマの運転や日差しが強いときの外出などです。偏光サングラス初心者の人ならチェックしてほしいカラーです。

 他にカラーをあげるなら、グリーン、イエロー系もいいかもしれません。薄暗い環境下では視界を明るく見せる効果があるので、他のレンズカラーでは視界が悪くなりがちな場合でも見えやすいはず。ただし、モノの輪郭を捉えてしっかり見たりとかは、ちょっと難しくなります。ハッキリ言えば薄暗かったり夜間では偏光サングラスは使わない人が多いはずなので、特殊な使用以外、持っていると便利というレベルかもしれません。

 そして材質も大切。夏の日中の暑い車内は70度に達することもありますので、サングラスを車内に置いたままにする人ならば、材質は要チェックです。プラスチックは軽くて扱いやすく手入れも簡単ですが、熱に弱い、歪みが生じやすいので避けたいところ。ポリカーボネイトは、価格が安く衝撃に強い性質がありますが、歪みやすいのが難点。ただし、軽いので他のスポーツに併用して使用できます。持ち運びが多い人にはオススメですね。

 最も多い素材はガラス。歪みにくくキズにも強いですが、重く壊れやすいのが欠点。ただし、高級感があるので、普段使いやファッションとして使うならばガラスレンズの偏光サングラスはおすすめ。高温になる車内に置いたままにしたりしても、変形することは少ないはずです。

 年齢が上がるにつれて目の衰えは出てきます。運転している時に”見えにくい”を感じられるようになったら偏光サングラスでフォローしてみたいものです。普通のサングラスとはひと味違う視野を提供してくれるので「百聞は一見に如かず」の体験ができるはずですよ。

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