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サーキット走行会ビギナーでも絶対に揃えるべきアイテム10選

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)

初めてのサーキット走行でも必需品

 未経験者にとっては異世界も同然なサーキット。クラッシュやトラブルは自己責任なんてのはよく聞く話だけど、走るための道具を用意するのもまた同じ。というワケで「絶対に必要+α=最低限コレだけは揃えよう」的な、合計10個のアイテムを挙げてみたい。

・長ソデ&長ズボン

 理由は誰でも想像できるとおり肌を露出させないため。クラッシュしてガラスが割れたときなど、半ソデ&半ズボンでは怪我を負うリスクが高い。ただし、火を防ぐことはできないので、本格的に楽しみたい場合は耐火性のスーツを考えよう。

 

・指の出ないグローブ

 肌の露出を避けるのと同時に、ステアリングの操作性を高めるグローブも必須アイテムのひとつ。なので昔に流行った指が出るタイプはNGで、滑りやすい軍手もダメ。ちゃんとしたレーシンググローブでも、古くなって穴が開いたら要交換だ。

 

・ヘルメット

 頭部へのダメージを抑えるヘルメットは、2輪用でもOK。ただし半キャップは大半の走行会で認められておらず、シートベルトが純正ならばジェットタイプも避けたいところ。顎をガードできないため、クラッシュしたときステアリングに当たる可能性があるからだ。

 

・スニーカー

 サンダルは肌が露出して危険だし、底の厚いクツやヒールの高いクツは、ペダルの操作性を著しく損なう。ドライビングシューズやレーシングシューズが理想だけど、一般的なスニーカーでも始めのうちは問題ないだろう。

 

・テープ類

 ゼッケンを車体に貼るとき、灯火類の飛散防止や液漏れ防止、クラッシュしたときの応急処置と使い道は多い。すべて揃えても大した金額じゃないので、ガムテープ/布テープ/ビニールテープの3つを用意すればベスト。

 

・軍手

 汚れたら使い捨てできる軍手は何かと便利なアイテムだ。ただし熱くなったマフラーやエンジンルームの作業には、革製で耐熱性があるグローブを使うように。運転するときのグローブとは別なのでくれぐれも注意すべし。

 

・ジャッキ

 タイヤ交換などの作業で何かと使う。作業性を考えれば油圧式ジャッキが欲しいけど、純正の車載ジャッキでもないよりはマシ。なお古い油圧式ジャッキはオイルが漏れ、勝手に下がってくる場合があるので気を付けよう。

 

・クロスレンチとトルクレンチ

 タイヤを外すだけなら車載工具のL字型レンチで何とかなるけど、作業性はお世辞にも良いとはいえない。クロスレンチ(十字レンチ)は必要だ。そしてホイールナットの締め付けはトルク管理が重要なので、トラブルを避けるためにも必ずトルクレンチを使うように。

 

・ウエス

 何枚か持っていれば様々な場面で役に立つこと確実。家にある古くなったタオルでも、使い捨てのペーパータオルでも構わない。オイルなどは拭くだけじゃなかなか取れないため、脱脂できるパーツクリーナーも欲しい。

 

・健康保険証

 使わないに越したことはないが、事故でケガをする可能性はゼロじゃない。万が一に備えて健康保険証を携帯するのもマナーだ。同じ書類でいえば常識だけど運転免許証、また参加受理書があればそれらも忘れないように。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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