ガルウイングドアだけで拍手喝采! 昭和の少年たちがスーパーカーの虜になったワケ (2/2ページ)

ガキンチョを心酔させたスーパーカー

 親に泣き付いて連れていってもらったデパートの駐車場で行われたスーパーカーショーで、実車のカウンタックを見たときの衝撃は今でも覚えている。なんといっても、*ガルウイングのドア(シザーズドアと呼ばれているが、当時はガルウイングドアが定番の呼び方)が開いただけでも大歓声が巻き起こったのだから凄い。エンジンキーがひねられ、V12気筒エンジンが気難しそうにまわりはじめて目覚めたときには、悪ガキたちだって泣きそうな顔をしながら拍手をしていたのだ。

【関連記事】素人には絶対開けられない! 「顔面開閉」に「逆シザーズ」など奇天烈ドアのクルマ3選

昭和に流行したスーパーカーブームが起きた理由画像はこちら

 子供時代に、モノにこれだけ感動する経験をした世代というのはなかなかないのでは? 他にもランボルギーニ・ミウラ、ロータス・ヨーロッパ、ランチャ・ストラトスなども人気があったモデル。ポルシェは別として、2シーターで背が低くてミッドシップならば何でもスーパーカーに見えたし、クルマの中を覗き込んで、スピードメーターに240km/h、250km/h、300km/hといった数字が刻まれていたら、それだけで「すげぇ~」となったものだ。昭和に流行したスーパーカーブームが起きた理由画像はこちら

 そんなブームもあって数多くのプラモデルが発売されていたので、お気に入りの1台を作って細部を眺められたのもよかった。とくにリトラクタブルを採用した格別なクルマもあり、あの頃のガキンチョの目には、スーパーカーのリトラクタブルライトは、グラビアのセクシーモデルのウインクのように写っていたのかもしれない。昭和に流行したスーパーカーブームが起きた理由画像はこちら

画像ギャラリー