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トヨタ・ヤリス発売前に徹底比較! 「モデリスタ」と「TRD」カスタムパーツのちがいは

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TEXT: 佐藤知範(SATO Tomonori)  PHOTO: モデリスタ、TRD

【TRD】スポーティかつ存在感のあるエアロ

 続いてTRD。一応説明しておくと、「GR」と付いているが、今回紹介するのはGRモデル対応ではなく標準グレード用。ラインナップは外装系がメインで、いずれもモータースポーツの流れを汲むアグレッシブなテイストがウリだ。

 エアロの主軸は、フロントスポイラー、サイドスカート、リヤサイドスポイラーの3点。これらはボディ色を問わず、ツヤ消しブラック+レッドラインで統一されており、逆ゾリ気味に張り出した裾まわりや、摘み出したようなラインが入るのも共通だ。自然と視線が下へ誘導されるようなデザイン&カラーなので、低く見えるのも利点だろう。

 フロントスポイラーは左右に分かれた構造で、黒いフォグカバー部と一体化するような造形。地上高は純正比22mmダウンと小振りにつき走りの妨げにもならない。また、ヘッドライトとグリルを繋ぐようなフロントバンパーガーニッシュ(ブラック塗装)も用意されており、合わせて使えばより攻撃的なマスクが完成する。

 サイドスカートは前後を別体カナード風に立ち上げたレーシーな意匠。チェッカー柄のサイドデカールとの併用がオススメだ。リヤサイドスポイラーはモデリスタ同様、左右分割式なのだが、下に重心を置いた立体的なカタチ。なおかつ取り付け位置も低いので、イメージはまるで異なる。レッドラインも効いているのだろう。

 軽く強靱な鍛造16インチアルミホイールは、エアロとお揃いのマットブラックカラー。スタビライジングフィンがあしらわれたエアロタービュレーターやスポーツサイドバイザー、カーボン調のドアハンドルプロテクターに、炭素繊維強化プラスチック製のカーボンナンバーフレームも設定。一層走りのイメージを盛り上げられる。

 その他、ボディの帯電を除去して整流効果のあるディスチャージテープ、GRエンブレム付きのラゲージマット、ボディ剛性を向上するメンバーブレースも設定。後席ドア+リアガラスの3面に貼るIR(赤外線)カットフィルムは、直射日光の「ジリジリ感」緩和のみならず、夏場の燃費低下防止にも役立ってくれそう。

 ライバル車のホンダ・フィットも2月の新型販売開始を待つ中、先行してカスタマイズパーツが揃う新型ヤリス。2020年は再びコンパクトカーが元気な年になりそうだ。

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