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プロの愛犬家に聞く! わんことの旅行に最適なクルマの条件とオススメ車種

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: 青山尚暉、Auto Messe Web編集部

ワゴン派にオススメなモデルは?

 どうしてもミニバンには抵抗がある。わが家はワゴン派というなら、愛犬のためのワゴン選びのポイントは、乗車口となるラゲッジフロアの低さと、開口部に段差がないことが挙げられる。国産ワゴンは今では少数派だが、ラゲッジフロアの低さと使い勝手の良さで光るホンダの「シャトル」を推したい。 ラゲッジの開口部地上高は世界のワゴンの中でもっとも低い部類の540mm(開口部に段差なし/世界のステーションワゴンの平均値は620mm)。しかも、純正アクセサリーに、犬の乗降時にリヤバンパーをキズつけずにすむフラップ付きのラゲッジマットや、HONDA DOGシリーズの純正愛犬用アイテム(ミニバンやSUV、セダンにも対応)も豊富に揃っているのも嬉しいところ。 後席背後のマルチユースバスケットや汚れモノを置いておきやすい樹脂製の床下収納も使いやすさ抜群である。

 ちなみに、ほかの国産ワゴンのラゲッジ開口部地上高はカローラツーリングが610mm、マツダ6ワゴン(アテンザワゴン)が630mmだ。参考までに。

 

軽自動車で犬を乗せやすいのは

 軽自動車でも「N BOX」や「タント」「スペーシア」「ルークス」といったスーパーハイト系であれば、スライドドアから低いフロアに乗せることは容易だし、後席の空間も広々。スライドドアのサイドウインドウにロールサンシェードが備わる車種であれば、室内温度の上昇抑制とともに、犬が嫌がる外からの干渉も防げてバッチリである。 なお、ヒンジ式ドアにはなるものの、ズスキの「ハスラー」はシートアレンジ性が多彩。意外に犬を乗せやすいことを確認済みだ。

 

シニア犬にぴったりなのは

 わが家のラブラドールレトリーバーは今年15歳。ジャックラッセルも8歳になるのだが、軽自動車の中でシニア犬向けとして注目しているのが、ホンダ「N BOX」のカタログモデルにある”スロープ仕様”。愛犬が歩きにくくなり、カートを利用するようになっても、これならカートに乗せたまま、乗車させられるのだ。 スロープ付き車両の場合、スロープを展開するのに、車体後方にけっこうなスペースが必要になる。しかし、軽自動車の全長の短さが、スロープ展開のしやすさに貢献するというわけだ。

 結論としては、愛犬に合った、乗せやすさ、乗車時の快適度、そして空調、飼い主とのアイコンタクトのしやすさから、乗り心地の良さや車内の静かさ(犬は聴覚に優れているゆえ)などに重点を置いて、飼い主と愛犬に最適な1台を選ぶといいだろう。

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