クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • 高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは
CUSTOM
share:

高い剛性・強度とデザイン性を融合!RMPレーシング新作ホイール2モデルの実力とは

投稿日:

TEXT: 木村隆之(KIMURA Takayuki)  PHOTO: 稲田浩章、マルカサービス

【R27】
大径感を演出と軽量化を両立するリムデザイン

 先ほど紹介した5スポークのR50に対して、「R27」は2×7の“レーシングメッシュ”デザインを採用。スポーク天面が細いメッシュデザインのため、逆にサイドのタテ断面は強度確保のため厚めに構成。しかし、そのタテのボリュームを感じさせないように、天面とサイド面の繋ぎ目をナナメにカットすることで、そのゴツさをうまく解消している。

 実は2×7のメッシュデザインは、応力分散の面でもバランスがいいとされている。そしてクルマとホイール、さらにブレーキキャリパーとのバランス面でも、優れたデザインなのだ。

 R27にも、前述したR50同様、RMPレーシングのアイコンである赤いレーシングストライプがリムの外周にあしらわれているのだが、軽量化も狙って肉抜きポケットをさり気なく交互に配置。 この赤いストライプも一周が同じ太さだと変化が感じられないが、太らせたり、細らせたりとギア状にデザインすることで面白さと同時にU字ホール内を大きく演出する。遠目に見た時にスポークの足が長く見える視覚上のギミックも取り入れられている凝りようだ。

 デザイン重視で語られがちなホイールだが、ホイールはタイヤとともに車体を支える重要保安部品のひとつ。だからといって逆に強度オンリーだと、デザインに全く魅力のないただの工業製品になってしまう。いくら強靭さが求められるスポーツ系ホイールとはいえ、「いかに軽く見せるか」も重要な要素といえる。

■カラーバリエーション:ブラック/リムレッドライン
■サイズ:15×5J〜18×9.5J
■価格:2万8000〜4万6000円(税別)

 スポーツカーの足元に相応しいレーシングライクなビジュアルと、高いコストパフォーマンスという優秀さ。理不尽ともいえる要件全てを高バランスで実現させたRMPレーシングのR50とR27。このMIDのホイールは、スポーツ系ドレスアップを楽しみたいというユーザーにとって、選ぶべき存在といえるだろう。

 

12
すべて表示

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS