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なんと軽トラ&軽バンまで! 超メジャー外国人デザイナーが手掛けた意外すぎる日本車たち

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: スズキ、ランボルギーニ、ダイハツ、トヨタ、Auto Messe Web編集部

ダイハツ ハイゼット

 商用軽自動車はキャリイだけかと思ったら、1999年に登場した9代目ハイゼットもジウジアーロ作。ヘッドライトまわりにその香りが感じられるかな程度で、しかもマイナーチェンジでデザインが変更されてもいる。

日産 ブルーバード

 1963年登場の2代目ブルーバード、410型はピニンファリーナの作品。ルパン三世で銭形警部の愛車としても登場して、銭ブルの愛称もあるだけに、ピニンファリーナの作品というのは比較的有名な部類か。

スズキ SX-4

 初代はフィアットとの共同開発ということも関係してか、ジウジアーロが担当した。正確には会社としてのイタルデザイン作ではある。改めて見てみると、塊感と丸みをうまく両立させているのはさすがといったところ。

トヨタ パブリカスターレット

 パブリカが取れる前のスターレットで、イタルデザイン時代のジウジアーロの作品だが、言われてみればそうかなといったところ。大きな丸目2灯のヘッドライトとトランクまわりの処理は新鮮ではある。

ダイハツ コンパーノ

 2017年の第45回東京モーターショーに出品されて話題になったのが、DNコンパーノだ。源流は1963年に出たコンパーノで、最初はライトバンで登場して、その後、ワゴン、ベルリーナ(セダン)、そしてスパイダーと立て続けに姿を現した。

 ベルリーナやスパイダーといった呼び名からもわかるように、デザインはイタリアを大きく意識したもの。実際、今はなきビニヤーレが担当(現在、商標はフォードが所有)。派手さはないものの、面と線をうまく使った美しさにビニヤーレらしさが感じられる。

 デザインというのは抽象的なものだし、スケッチがそのまま実車になるわけでもないことが、カロッツェリアのオーラが感じられない理由だったりする。また、今ではスケッチやレンダリングというとデジタルも駆使した、壮大なものだったりするが、1990年代までのスケッチは、サインペンで描いたお絵描き的なものというのが実際。

 そうなると、メーカー側でモデラーが入り込む余地があるし、「カロッツェリアに頼んでもあまりいいデザインが上がってこず、結局社内の案が採用されている」という声も聞かれるほど。日本車とカロッツェリアの求めるものの違いはあるのだろうが、いずれにしてもデザインというのは難しいものである。

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