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「ブレーキが甘い」「ヘッドライトが暗い」! 「旧車」の「車検」が想像以上に大変だった

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

オイル漏れ

 各部のオイルシールが劣化しているのもあるし、精度の問題もあって旧車の場合はオイル漏れするのはある程度仕方がない。滲んでいたり、湿っている程度ならパスできるが、滴るほどのひどい場合だと、車検を通すことはできない。そして、あちこちから漏れているのを直すのは大変な労力が必要となる。

ヘッドライトの明るさ

 新旧の差はなく車検ではすべてのライトが検査され、ヘッドライトは明るさと光軸をチェックされる。光軸が出る以前の問題で、暗すぎてダメなことはよくあるパターン。バルブを交換したり、最近ではやらなくなったリレーハーネスを追加したりして対策するが、そもそもの発電量が少ないのが原因のこともある。その時はアクセルを吹かして、エンジンの回転数を上げて発電量を増やすという手段を使ったりする。

ブレーキの効き

 ブレーキというものは今でこそ不満のない効きだが、旧車は改めて踏んでみると壊れているんじゃないかというほど効かない。「ディスクブレーキ採用」と当時は高らかに謳っていても、それとても効かない。ペダルをとにかく強く踏んで、サイドブレーキの検査では強く引く。これでギリギリのことも多く、メンテ不良だと、効きはさらにダウン。

 カップやパッド&シューなど、構成パーツはなんとか社外品が入手できるものの、今のクルマように取り付け精度が高くないので、取り付けにコツがいるし、効きを最大限に引き出すための調整も重要だったりする。

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