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細部まで最先端! 市販車とは段違いのモータースポーツ車両の「ライト」事情

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TEXT: 土田康弘  PHOTO: IPF、BMW、MercedesBenz、TOYOTA GAZOO Racing、Citroën、SUBARU

強力な光で遠く前方を照らし出す

 では、ひとつ目の明るさについて詳しく紹介していこう。明るさを表す単位にカンデラ(cd)という数値がある。

 IPFはLEDのライトバーシリーズ(600シリーズや600Sシリーズ)を持ちレーシングマシーンでも実際に用いられている。例えば600シリーズの10インチモデルを見ると18万カンデラのスペックを持っている。車検時に必要とされるのが1万2000~1万5000カンデラであることから考えるとその強烈な明るさが判断できるだろう。遠くを明るく照らし出すには最高光度を高める技術が大切なのだ。IPF製ライトバー600Sシリーズをハイエースに装着したイメージ

 今年のニュルブルクリンク24時間耐久レースに出場予定だったSTIのWRXには同社の600Sシリーズが搭載され、夜間の高速走行をサポートすることになっていたことからも性能の高さがうかがい知れる。ニュルブルクリンク24時間耐久レース2020に出場予定だったSTIのWRX

 またラリーの世界でも明るさをサポートする補助ランプは欠かせない。

 同社の985RS/985RDといったラリー用のレーシングランプにも注目してみた。荒野を疾走するラリーカーは数々の障害物があるため少しでも遠くを照らしたいという欲求がある。そこで開発されたのがこのモデルだ。985RSはスポット配光で14万7000カンデラのスペックを誇り遠くまでを照らし出す。IPF製スーパーラリー985RS

 一方の985RDはドライビング配光で3万5000カンデラだが広く周辺を照らし出す性能を重視した設計となっている。走りのシーンやドライバーの好みでスポットとドライビングを使い分けることができる設定なのだ。IPF製スーパーラリー985RD

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