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「紐で手動ワイパー」「パンスト被せてエアクリ」! クルマの故障時に使える「本当の最終手段」6つ

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

【エアクリーナーにストッキング】

 エアクリーナーの汚れはすぐにエンジンが壊れたりするものではないが、あまりにもヒドい場合は戻したくもない。そんなときは紙のフィルター部分を取り除いて、枠だけにしてストッキングを被せると応急的なエアクリーナーになる。

 ちなみに都市伝説的に昔からある、パンストがファンベルト代わりになるというのはウソ。試したことあるが、結び目が邪魔だし、回転に耐えるほどの強度がパンストには無い。ストッキングがエアクリーナーのろ紙代わりになる

【クルマを押す時は直接タイヤを回す】

 みんなで「ヨイショ、ヨイショ」とクルマを押したことがある人ならわかるだろうが、けっこうな重たさだ。それが簡単にできるワザが、ボディを押すのではなく、タイヤを転がすように押すということ。これだけでラクにクルマを動かすことができる。要はタイヤのセンターと手をかけている部分でテコの原理を利用しているのだ。クルマを押す場合は車体よりもタイヤを直接回す

【押しがけ&スターターモーターで移動】

 最後に紹介するのが、スターターの故障などで使える「押しがけ」。現代のマニュアル車でも可能で、やり方としては2速に入れて、クラッチを踏んだまま押してもらい、勢いが付いたところでクラッチをつないでやる。つまりエンジンを強制的に回してやるのだ。ただし、バッテリー上がりが原因の場合は、昔のような機械式の燃料ポンプなら始動可能だったが、現在は押したりできたとしても電気式なので始動不可となる。マニュアルミッションであれば現行車でも押しがけは可能

 さらにガス欠などした場合、昔はキーをひねってスターターモーターを回しつつ、クラッチで調整すれば移動できたが、今のクルマは安全装置がネックに。クラッチを奥まで踏まないとスターターは回せないため、使えないのは残念だ。「裏技にも時代あり」といったところか。

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