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「コスモスポーツ」や「ベントレー」が北海道を1000キロ爆走! 「トロフェオ・タッツィオ・ヌボラーリ」3日間同行レポート

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TEXT: 山本 亨  PHOTO: トロフェオ・タッツィオ・ヌボラーリ事務局、山本 亨

優勝は1935年式のベントレー3.5リッター

 最終日のゴールとなった江別 蔦屋書店内にあるイタリア料理店nodoで、TTNの表彰式が開催された。優勝したのは、今回初出場となった二宮嘉顯/二宮玲子組(1935年ベントレー3.5リッター)で、TTN常連で常勝の横田正弘/大木悦子組(フォード タイプT)は惜しくも2位と悔しい結果となった。今回初出場となった二宮嘉顯/二宮玲子組(1935年ベントレー3.5リッター)

 3位にはやはりこの手のヒストリックラリーではいつも上位に名を残す小宮延雄/小宮芳子組(1959年トライアンフTR2)が入り、4位松下兼昭/松下真理組(1964年アルファロメオ ジュリア スプリントスパイダー)、5位 西川淳/五十嵐飛鳥組(アルファロメオ デュエット スポーツ)、6位疋野繁/疋野則子組(1969年マツダ コスモスポーツ)、7位小澤富成/岩佐三世志組(ホンダS800クーペ)、8位佐藤義彦/佐藤恵理子組(1972年ランチア フルビアS ザガート)、9位高松彰洋/高松容加組(1968年ポルシェ912)、10位谷藤方俊/谷藤広美組(1968年フィアット アバルトOT1300)となった。トロフェオ・タッツィオ・ヌボラーリの参加者

 また最終日、ゴール手前のトンデンファームから原田研一(1966年フィアット ジャンニーニ)/清水健司(1970年シトロエン DS21)/藤門雅史(1978年ロータス エスプリS2)/中村隆行(1984年ランボルギーニ カウンタック)/山形俊作(1989年マツダ ロードスター)の地元有志の5台も合流しゴールした。ウォルター・ウルフ3号車を模したランボルギーニ・カウンタック

 ゴール後には「雄大な知床の世界遺産を見ることができた。でも来年は、もう少し距離が短くていいから競技箇所を増やして欲しい」「ガソリンタンク容量が小さくて途中ガス欠寸前まで行き、スマホで調べてガソリンスタンドを見つけたらすでに廃業していた。困っていたら地元の人にガソリンを分けてもらった。本当に地元の人の温かさを痛感した」「朝、エンジンが掛からずこのままリタイアかと思ったら、参加者みんなが心配して手を貸してくれて修理し無事にエンジンが始動。このイベントに出ている人たちの温かさに感動した」など小規模ながら開催された今年のTTNだが、参加者はそれぞれが心に残る大きなお土産を持ち帰ったようだ。

 また「2021年のTTNこそ、大々的に本来の形態で開催したい」と主催者は熱く語り、今大会の締めの言葉としていた。

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