過去に例を見ない過酷なコースが設定された
初日のスタート地点となったのは、TTNでも車両運搬でお世話になっている千歳市に支店を持つトランスウェブの車両基地。DAY1は千歳から海岸線沿いを走り日高山脈を越えて、阿寒湖畔のホテルまでの386.25km。
DAY2は阿寒をスタートし、中標津から羅臼漁港で豪華な海産物尽くしの弁当を堪能し、午後は羅臼からウトロに抜ける知床国立公園を走破、摩周湖からDAY1と同じ阿寒湖畔のホテルに戻る337.36km。
最終日は阿寒湖をスタートし足寄に抜け、上士幌を経由、安平のD51蒸気機関車が展示されている道の駅で昼食の豚丼のお弁当を食し、十勝清水から道東自動車道に乗り追分で降り、ゴールとなった江別の蔦屋書店まで300.72km、計1024.33kmという過去に例を見ない過酷なコース設定。
3日間のフル参加車両は、1923年フォード タイプTから1972年ランチア フルビアS ザガートまでの10台だったが、全車無事故無違反で完走した。何台かは途中、マシンにトラブルを抱える場面もあったが、仲間の協力もありそれぞれ見事にトラブルを克服し完走を果たした。