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何はともあれ「ブレーキパッド」が最重要! サーキットを走るなら交換すべき理由と選びかた

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TEXT: 川島秀俊  PHOTO: Auto Messe Web編集部

材質は「メタル含有系」が主にスポーツ走行向き

 ローター適正温度域と一緒に悩むのが材質だが、おおむねノンアスベスト系とメタル含有系に大別できる。細かく見るとグラスファイバーやカーボン、セラミックなどの材質も混ぜられているのだが、これらの材質をどのような配合にするかでブレーキパッドの性能が決まってくるのだ。社外品のブレーキパッは、おおむねノンアスベスト系とメタル含有系に大別できる

 一般的にノンアスベスト系はローター攻撃性が低く、鳴きも抑えられていてストリート向きの性格が強い。逆にメタル含有系はローター攻撃性が高くて鳴きも多くなるが、高温への耐性が高いことからスポーツ走行用となる。ただ、最先端の素材開発によってノンアスベスト材は進歩しており、スポーツ走行対応モデルも存在する。ノンアスベスト系はローター攻撃性が低く、鳴きも抑えられていてストリート向きの性格が強い 材質に関しては、ブレーキパッドで重要な要素となる「コントロール性」にも深く関わってくるので、各種インプレッションを参考にすることも大切だ。ジムカーナのような特殊な競技では、ゼロ発進からいきなり急制動したりリヤをロックさせてスピンターンするなど、独特のブレーキ性能が求められるケースもある。自分の車種や乗り方を考慮し、有益なインプレッションを参考にしてもらいたい。ブレーキパッドの材質は、ブレーキパッドで重要な「コントロール性」にも深く関わってくる

ブレーキフルードの交換も忘れずに

 最後に忘れてはならないのが、必ずブレーキフルードもスポーツ走行に対応したものへ交換すること。ノーマルのままでは高温によってブレーキフルードが沸騰し、空気を噛んで「ベーパーロック現象」を起こしてしまう。いくら高性能なパッドでも、押し付ける力が働かないのでは無意味になってしまうからだ。ブレーキフルードの温度が高くなりすぎると、空気を噛んで「ベーパーロック現象」を起こしてしまう

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