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ブリーフィングじゃ教えてくれないサーキットの「危険」場所の見分け方とは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤圭、Auto Messe Web編集部

危険な場所を見抜いて楽しく安全に走ろう

 “安全”と言われるサーキットにも、事故が起きやすいポイントはある。一般公道のように注意喚起の標識があるワケではないが、コースの作りから危険な場所を察知することは可能。大切なクルマを壊さないためにも、サーキットの「事故多発地帯」を見抜く力を身に付けよう!サーキット路面にマーキングされたタイヤ痕

コースアウトしやすい場所の目印

 まずは誰もが判別できるわかりやすいポイントから。コンクリートの舗装や砂利が敷き詰められた「エスケープゾーン」は、コースアウトしやすい場所ほど広くなっている。例を挙げれば長いストレートの終わりや、スピードが乗る高速コーナーのアウト側など。もっともエスケープゾーンは事故を防ぐための回避エリアで、ガードレールやタイヤバリアまではそれなりの距離があり、止まり切れなくても即クラッシュに繋がるとは限らない。コースアウトしやすい場所ほど広くなっているエスケープゾーン

 ちょっと注意したいのは深い砂利のエスケープゾーンだ。クルマがステアリングを切った状態で、スピードが乗ったまま入ると横転する危険性があるし、足まわりやサスペンションがダメージを負うも確率も上がってしまう。コース内で立て直せないと思ったらステアリングを真っ直ぐにして、できるだけ直線的にエスケープゾーンに入ったほうが安全だろう。砂利のエスケープゾーン突入時はハンドルを真っ直ぐな状態にする

縁石を使うかは高さや天候で判断

 続いては危ない縁石の見分け方。タイムを出すために縁石を使うのはレースでもお約束だが、高すぎる縁石は挙動を乱しやすいので気を付けたい。波状になっている縁石も乗り方によっては、足まわりやタイヤを痛める可能性がある。波状になっている縁石は足まわりやタイヤを痛める可能性がある

 また縁石はコンクリートの表面が塗装されており、濡れていると非常に滑るので雨が降ったときは使わない(縁石の上を通過しない)ほうが無難だ。

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