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いま流行のお手軽「キャンプ」とはひと味違う! 上級者がハマる「野営キャンプ」の魅力とリスク

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

リスクがあることを理解しておく

 もっとも、経験の浅いビギナーには決して勧められないし、安全に過ごすにはそれなりのスキルや道具が必要であり、なおかつあくまでも「キャンプ場」であることを忘れてはいけない。明記されていなくても植生にダメージを与える直火は自制すべきだし、焚火台を使っても燃え残った薪を放置するなんて行為は論外だ。野営的スタイルは経験の浅いビギナーには決して勧められないし、安全に過ごすにはそれなりのスキルや道具が必要

 クマやイノシシといった危険な野生動物との遭遇も、一般的なキャンプ場と比較すればはるかに確率が高く、管理人がおらず携帯電話も繋がらないロケーションであれば、大ケガどころか命を落とす可能性だってゼロじゃない。リスクを回避する能力がありトラブルがあっても「自己責任」と割り切れるなら、今どきの「高規格キャンプ場」では味わえない経験をしてみてはどうだろうか。危険な野生動物との遭遇も、一般的なキャンプ場と比較すればはるかに確率が高い

まずは仲間と行って「練習」を

 最後に、このような元来のキャンプを楽しむための「練習方法」を提案したい。まずは目当ての場所を見つけて、可能であれば足を運び、設備のコンディションや最寄りのコンビニなどを確認しておこう。最初は日帰りのデイキャンプで、単独じゃなく複数人のほうが安全だ。経験を積んだらいよいよ泊まりにチャレンジだが、それも仲間と一緒にクルマも複数台で行ったほうが安心できる。リスクを減らす手段と何か起きたときの対応策を万全にするのが、サバイバル感たっぷりな擬似「野営」を経験する絶対条件と考えよう。野営的キャンプを楽しむなら、まずは複数人での日帰りデイキャンプが安全

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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