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中古価格高騰は「GT-R」だけじゃなかった! じつはスゴイ「GTS-t タイプM」の人気と実力

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TEXT: 都築雅一  PHOTO: Auto Messe Web編集部、日産自動車

【R34スカイライン 25GTターボ】

 R34では「ザ・ベスト・ドライビングプレジャー」をキーワードに、走りの楽しさを徹底追求し、ホイールベースを55mm短縮するダウンサイジングを敢行。運動性能を重視したクルマ造りに戻されることになる。「ザ・ベスト・ドライビングプレジャー」がキーワードだったR34スカイライン

 意のままに走れる楽しさを追求するということで、とくに見直されたのがボディだった。走行時のボディが、どのように変形するかを解析して、効果的な補強を施すことで走行・運動性能の向上が図られた。なかでもコーナリング時のリアボディの追従性に重点を置いて、サスペンションをしっかり作動させられるような高剛性ボディの開発を行ない、走り出した瞬間からボディの剛性感の違いを感じさせてくれた。サスペンションをしっかり作動させられる高剛性ボディの開発が行なわれたR34スカイライン

 搭載するRB25DETは、吸排気系統の見直し、ターボやインタークーラーの大型化、さらに構成部品の70%以上を新設計し、280psを発揮する環境性能とハイパワーを両立した「NEOストレート6」に進化。従来のタイプMは廃止され、FRのトップグレードは2ドアが「25GTターボ」、4ドアが「25GT-Xターボ」となる。R34GT-Rの高性能ぶりをみれば、ベースとなる25GTターボのポテンシャルの高さを窺い知ることができるだろう。280psを発揮する環境性能とハイパワーを両立した「NEOストレート6」エンジン

 4ドアセダンはS15シルビアより大きいサイズで、操縦バランスも良く豪快なドリフトを決められるということで、D1などドリフトシーンで人気を集めた。D1などドリフトシーンで人気を集めたR34 25GTターボ

 しかし、人気の車種がクーペからミニバンに移りゆく中で、R32、R33では20万台超えだった生産台数が、R34では6万台と販売面では振るわなかった。R34を最後に直6スカイラインの時代は終焉を迎え、新たなコンセプトのV35スカイラインへと引き継がれることになる。R34を最後に直6スカイラインの時代は終焉を迎えた

R34スカイライン 25GTターボ(1998年〜2002年)
全長:4580mm(4705mm)
全幅:1725mm(1720mm)
全高:1340mm(1375mm)
車両重量:1410kg(1430kg)
※(  )は4ドアの数値

RB25DET型 直6 DOHCターボ NEOストレート6
排気量:2498cc
最高出力:280ps/6400rpm
最大トルク:35.0kgm/3200rpm
パワーウェイトレシオ:5.0kg/ps

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