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怪物揃いのグループBで最強だった「砂漠のライオン」! 「プジョー205T16」がWRCに与えた衝撃インパクトとは

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TEXT: 原田 了(HARADA Ryo)  PHOTO: 原田了,PSA,AUDI

競技の戦場はWRCから砂漠へ

 Gr.BがWRCから締め出された87年から205T16の主戦場となったのは、日本国内でも“パリ・ダカ”の愛称で根強い人気のパリ~ダカール・ラリー(現ダカール・ラリー)。WRCのチャンピオンマシンとなった205T16をベースにボディ/ホイールベースをストレッチした205T16グランレイド(GR)を開発。87年と88年にはライバルを一蹴する強さを見せつけて2連覇を果たし、プジョーのエンブレムをもじって『砂漠のライオン』と呼ばれるようになりました。プジョー205T16グランレイド

 また87年にはパイクスピーク・ヒルクライムにも挑戦。ワルター・ロールのアウディ・クワトロに僅差で敗れたものの、WRC以来となるアウディ・クワトロとのバトルが再現されています。さらに、こうして培われたノウハウは、後継競技車両となる405ターボ16の開発にも寄与。桁違いに大きなリアウィングを持つパイクスピーク仕様や、パリ~ダカール・ラリー仕様の405T16GRへと生かされています。パイクスピーク仕様の405T16GR

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  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • ライター。現在の愛車は、SUBARU R1、Honda GB250 クラブマン、Honda Lead 125。クルマに関わる、ありとあらゆることの探訪が趣味。1955年、岡山県倉敷市生まれ。モータースポーツ専門誌の地方通信員として高校時代にレース取材を開始。大学卒業後、就職して同誌の編集部に配属。10年間のサラリーマン生活を経て90年4月からフリーランスに。モータースポーツ関連の執筆に加え、オートキャンプからヒストリックカーイベントまで幅広く取材。現在ではAMWに、主にヒストリー関連コラムを執筆。またライフワークとなった世界中の自動車博物館歴訪を続け、様々な媒体に紹介記事を寄稿している。
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