サーキットの「オープンカー規定」について
最後に、オープンカーでサーキットを走る場合や競技に出場する場合。それぞれの規則で「オープンカー規定」があるので、事前に調査したり、場合によっては必要なものを用意しておかないと走行会あるいは競技に出場できなくなるので注意が必要だ。
ズバリ申し上げると、もっとも厳しいケースになると、オープンカーは4点式以上のロールケージが装着されていないと走行できないサーキットもあるということ。逆のケースでは、フルフェイスヘルメットを前提に幌以上を装着していれば走れる走行会もある。
いずれにしても、オープン状態で走ることは、ドライバーの頭部がむき出しになってしまうので、横転時に守るものが何もなく非常に危険であるということ。主催者によって推奨や義務などの見解が分かれるが、オープンカーが走れる条件を抜き出すと以下のような項目が挙げられる。
◆屋根は必ず閉めること(幌以上)
◆ハードトップが望ましい
◆フルフェイスヘルメットを被ること
◆4点式のシートベルトが必要
◆純正電動ハードトップのクローズ状態はオープンカーと見なさない
◆屋根を開けて走る場合は4点式以上のロールケージが必要
◆屋根を閉めても4点式以上のロールケージが必要
以上のように、サーキットや主催によってオープンカー規定が違う。不明点があれば事前に問い合わせるのが間違いがない。