競技用アイテムの調達
以上がハード面の予算だが、これに加えてヘルメットやレーシングスーツ、シューズやグローブなどのソフトアイテムも必要となってくる。こちらもWRCなどの国際ラリーを前提に考えると、あらかじめFIA公認モデルを選んでおいたほうがベターだろう。
金額的には、ヘルメットはインカムを含めると10万円前後で、レーシングスーツが5万円前後、シューズやグローブを含めるとウエア類だけで約20万円が必要となる。
つまり、ラリー競技にチャレンジするためには、それなりの初期投資が必要になるが、逆に言えば初期の投資を行えば長期間に渡って競技を楽しむことも不可能ではない。
もちろん、競技に参戦するためには、エントリーフィーやタイヤ代などランニングコストも必要で、そのコストも地方選手権と全日本選手権では大きく異なってくるが、その辺りの詳細は次の機会に解説したい。