メンテの鬼の「旧車乗り」でもスルー! 応急用「スペアタイヤ」のチェックと交換時期とは (1/2ページ)

メンテの鬼の「旧車乗り」でもスルー! 応急用「スペアタイヤ」のチェックと交換時期とは

10年以上経過している場合は要交換

 このところ人気も再燃し、中古車価格も高騰してきている1990年代の名車たち。第二世代の日産スカイラインGT-R、マツダのロードスターにRX-7、ホンダのS2000、トヨタの80スープラ……。これらのクルマのオーナーは、定期的にメンテナンスし、大事に乗っている人がほとんどだろうが、テンパータイヤ(応急用タイヤ)のチェックを忘れてはいないだろうか? 

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90年代から2000年代にかけ登場した国産スポーツカー

 最低でも車検ごとに空気圧を点検・調整していれば問題はないが、ずっとトランクにしまったままノーチェックという人は、いざというとき空気が抜けていて使えないということも! 新車時から一度も使っていないという人も多いだろうから、未使用とはいえ、20年以上前のテンパータイヤがいまでも使用可能かどうかはかなり気になるところ。スズキ・カプチーノに搭載されているテンパータイヤ画像はこちら

 一般のタイヤについては、タイヤメーカーも「製造後10年経過したタイヤはゴムの経時劣化が進んでおり、安全面での性能が保証されないため、新しいものに交換することをおすすめします」とアナウンスしている。そこでタイヤ専門店の「嘉衛門 横浜青葉店」の 森田店長に、テンパータイヤの交換時期を訊いてみた。

たとえ未使用でも年数が経過したら交換が必要

「テンパータイヤもスペアタイヤ(純正と同じサイズの予備タイヤ)も基本的に一般タイヤと同じになります。外観でまだ使えるなと思っても5年以上経過したタイヤを使用する場合、タイヤ販売店などで詳しく見てもらったほうが安心です。当然ですが、走行しなければタイヤの溝がすり減ることもありませんが、10年以上経過している場合は強く交換をオススメします」。

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ラゲッジの下に収納されているテンパータイヤ画像はこちら

 ただ、保管方法や保管場所によってタイヤの寿命は大きく異なります。過去にスペアタイヤが車体の背面についているSUV車で、スペアタイヤが自然に破裂(バースト)したケースがありました。そのお客様は、『追突された!』と思うような衝撃を感じたそうです。スペアタイヤが紫外線や雨等の影響を受け経年劣化によりタイヤが硬化し、サイドウォールにヒビ割れが発生します。そのままの状態で使い続けると、ひび割れした箇所から水や埃が侵入して内部のスチールワイヤーが錆び、タイヤの強度が下がってしまいます」。SUV車はリアのハッチにスペアタイヤが装着されている画像はこちら

「特に背面やボディ下部など車体の外に着いているスペアタイヤは車内保管よりタイヤのゴムを傷め寿命が短くなる傾向があります。テンパータイヤやスペアタイヤは、応急用だからこそ、いざと言うときに使えるよう、日頃の点検が重要になります」。

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