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伝説の「J」マークは伊達じゃない! カウンタックに「イオタ」が存在した

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典、増田貴広、Ford、Auto Messe Web編集部

ワンオフモデル「イオタ」を目指してモディファイを実行

 20年近く前にカウンタック LP500S ウルフ・スペシャル #1を買い、18年ぐらい前に縁あってカウンタック 5000QVを購入。だが、ディアブロには“イオタ“の名が存在するが、カウンタックにはイオタ仕様が存在しないので、愛機として迎え入れた5000QVをベースとし、「J=イオタ(1970年に登場したワンオフモデル)」を目指してのモディファイを実行したのだという。ランボルギーニ・カウンタック5000QVをベースにしたカウンタックウルフ

 イオタとはクルマ好きの方はご存知の方も多いように、かつてアウトモビリ・ランボルギーニ S.p.Aのメカニック/テストドライバーとして活躍していたボブ・ウォレス氏が、FIA付則J項のツーリングカー/GTカー・カテゴリーに参戦するべくミウラをレース仕様にモディファイし、テスト走行を行っていた車両が「J=イオタ」と呼ばれている。(画像はクローンモデル)クローンモデルのランボルギーニ・イオタ

 ボブ・ウォレス氏がランボルギーニを退社してしまったこともあり、カウンタックのイオタは存在せず、また、アウトモビリ・ランボルギーニ S.p.Aのファクトリー・チームがカウンタックを擁してレースに参戦することもなかった。

全日本GT選手権にエントリーしていたマシンを参考に仕上げた

 カウンタックといえば、25thアニバーサリーをベースとしたレインXカラーのレーシングカーが1994年に全日本GT選手権にエントリー。全5戦に参戦し、2回の完走を果たしたことで知られている。岡戸さんは、このレーシング・カウンタックの製作を担当した寺井エンジニアリングに愛車を持ち込み、全日本GT選手権を走ったクルマのようなモディファイをアウトモビーリ ヴェローチェと寺井エンジニアリングとの共同作業で行った。全日本GT選手権に出場していたゼッケン88 ランボルギーニ・カウンタック

 フロントセクションにレーシング・カウンタックと同じ型で抜いた外板パーツを装着しているため、ヘッドライトが固定式になっている。まさにこれがイオタっぽさを演出しているといってもいいポイントだろう。ランボルギーニ・カウンタック5000QVをベースにしたカウンタックウルフのヘッドライト

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