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「エッセ」だらけの軽レース開催! オーナーが語る「勝利を掴むコツ」とは【AJEC 2021】

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

エッセカップに参戦するフレッシュマンたち

 2シーズン目の開幕戦を迎えたオール・ジャパン・エッセ・カップ(AJEC)には、初参戦の面々もいた。今回はそのなかでも、初めての自動車(4輪)競技参戦という2名の方をピックアップしよう。

草間りさ選手(E3クラス/#2 602PTG レンタル エッセ)

家族参戦となった草間りさ選手 モータースポーツになにか参加してみたいということで、今回人生初のモータースポーツ競技に参戦となったのは、草間りさ選手(E3/#2 602PTG レンタル エッセ)。旦那さんは、全日本ラリー選手権にも参戦する草間一朝選手であり、ダブルエントリーで一朝選手も参戦。ということで今回は、家族連れで参戦となった。

「モータースポーツは、もともとF1がずっと好きだったんです。主人がヒルクライムにも参戦し始めて、それを見ていたら、上りだけだから自分でもできるかなと思って、少しずつやりたいなと思うようになって、そこからです。今日は見られて恥ずかしいって思ってたんですが、でも全然楽しかったですね。で、やっぱり練習しなきゃって思いました。次戦はヒルクライムですから、今回みたいに見られることもなく失敗してもわからないから(笑)、次回も楽しくやりたいと思います」

 今回はレンタル・エッセで参戦。マニュアルの運転も久しぶりで、一朝選手の練習走行時に横に乗って内容を確認したりして、走行を重ねるごとに車両が速くなっていくのは実感できたそうだ。残念ながら結果は初心者&エンジョイクラスである「E3」クラス最下位だったものの、次戦が楽しみ、である。

大森俊太郎選手(E2クラス/#8 K’sレンタル黒エッセ)

競技初参加の大森俊太郎選手 レーシングカートを長年経験してきた大森俊太郎選手(E2/#8 K’sレンタル黒エッセ)は、この春、普通免許を取得してまだ一カ月半の18歳。初心者マークもバッチリ装着しての参戦となった。

「父親は昔からジムカーナやヒルクライムをやっていたこともありますが、私にとってはこういった大会は初めて。今日は父親と一緒にレンタル・エッセで参戦しました。将来いろいろレースをやってみたいって思ってますけど、とりあえず4輪でまずは遊べたらいいなということで、今はカートを中心にやっています。でも父親を見てきたので、ヒルクライムとか、コ・ドラでもいいのでラリーをやってみたいなと思っています。実際に走ってみると楽しかった。ギヤ操作もそうですし、駆動方式に慣れてないんですが、もう少し速く走りたかった。この先練習してもっといいタイムを出せるようにしたいです」

 父親の大森風生選手と同じ車両でのダブルエントリー参戦だった。Aコースで3位、Bコースで4位となり、ポイントで同着3位となって、3位決定戦に臨んだものの、残念ながら敗退して結果は4位。父親がクラス2位となっていたので、親子での表彰台獲得と行きたいところだったが、ちょっと残念な結果となってしまった。

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