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洗車の大きな「勘違い」! 水分は「拭く」ではなく「吸い取る」が正解だった

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TEXT: 戸塚正人  PHOTO: 木村博道

「1枚ではなく2枚重ねて使う」が正解

 まず、ボディの部位=残った水滴の多少に応じて、1枚ではなく2枚を重ねて使ったほうがベター。というのも、非常に吸水性が高いため、絞っても絞ってもすぐに大量の水を溜め込んでしまうからだ。二枚重ねで貯水性を高め、絞る回数を減らすことで時短が可能になるというわけだ。吹くではなく吸うようにして水滴を拭き取る また、ユニセームに限ったことではないが、ボディ用とウインドウ用、最低でも2枚を使い分けるのが望ましい。なぜなら、ボディを拭き上げる際、多少なりともセーム革には、すすいだ程度では落ちない油膜やシリコンが付着するからだ。それでウインドウを拭けば、表面に油膜・シリコン皮膜を形成。雨天時の視界悪化の原因になってしまう。部位によってセーム革は変えた方がいい もっといえば、ホイールやサイドシル、一部のアンダーボディなど、汚れの度合いは部位で大きく異なり、筆者は部位に応じて少なくとも4枚のセーム革を使い分けている。

「もったいない」と思われるかもしれないが、通販や自動車用品の量販店などで600円/枚程度から購入できる手頃な値段、最低でも3年間は劣化のない耐久性を考えれば、コストパフォーマンスは申し分なく、複数枚用意しておいて損はない。部位に応じてセーム布を使い分けることが大事だ

ボディ上面の水滴は「バスタオルで一気に除去」

 ボディに残る水滴は、側面よりも上面のほうが断然多く、日差しによって生じる水ジミや、ウォータースポットのリスクも高い。すぐにでも吸い取りたいところだが、ボンネット、ルーフの面積は狭くない。セーム革を使ったとしても一度に水滴を除去できる範囲は限られる。セーム布は面積が狭いため、拭き取れる部分が限られている

 ここで有効なのが大判のバスタオルだ。ザックリでかまわないので、まずバスタオルを大きく広げて水滴を一気に吸い取ってしまう。もちろん、強く押し付けてこする行為は禁物で、多少残った水滴はあとでセーム革で処理すればいい。一部の洗車専門店で行なわれている裏技で、お風呂上がりに身体を拭く時と同様、ある程度使い込んだバスタオルが水滴を吸いやすい。きわめてソフトな素材、高吸水性でその名を知られる“今治タオル”なら文句ない。ボンネットや屋根といった部分にはバスタオルがオススメだ もっとも、そこまでこだわったら洗車ヲタクにもほどがある!?

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