チャイルドシートの「後ろ向き装着」はいつまで? 厳格化された新安全基準「R129/i-SIZE」とは (2/2ページ)

R129/i-SIZE適合モデルは簡単に正しく装着できるISOFIXタイプに限られる

 そして「R129(i-SIZE)」が「R44/04」と決定的に異なる点が、認可する条件として車両への装着方法が「ISOFIX」に限られるという点です。ISOFIXとは、車両側に設置されたアンカー金具にチャイルドシート側に設置されたコネクター金具を差し込むだけで、誰でも簡単に確実に装着できるという、国際規格の装着方法です。

【関連記事】話題のレクサス「IS500 F SPORT」が1/43スケールのモデルカーに! 高性能セダンを手元に置いてみては?

チャイルドシートの新安全基準R129/i-Sizeを選ぶ画像はこちら

 日本でも2012年7月以降に発売された新型車からISOFIX適合が義務化されており、それ以前に発売された車種でもメーカーの意向で適合している車種もあります。

 車両のシートベルトによるチャイルドシート装着は複雑かつ大きな力が必要なため、正しく装着するのが難しいのがネックでした。誤使用をなくすためにもISOFIXを選んでほしいところですが、古い車両の場合は対応していない場合もありますので、必ずメーカーが発表している「適合車種リスト」を確認したり、自動車メーカーに問い合わせてみることをお勧めします。チャイルドシートの新安全基準R129/i-Sizeを選ぶ画像はこちら

 この「R129(i-SIZE)」は、従来の「R44/04」に取って代わるものではなく、当面の間は並行して販売が行われますので、慌てて新安全基準のチャイルドシートに買い換える必要はありませんが、これから新たにチャイルドシートを購入するのであれば、迷わず「R129(i-SIZE)」適合製品を選んでほしいと思います。チャイルドシートの新安全基準としてより厳格な安全規則のR129/i-size適合モデルが登場画像はこちら

 大切なのは、どちらの製品にしてもまず正しく使うこと。優しさを履き違えて「子供が嫌がるから」とチャイルドシートに乗せなかったり、抱っこで乗車するのではなく、毅然とした安全意識を持つことが子供の命を守ることだと再確認しましょう。