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超絶オシャレな「一寸法師」! 今注目のマリンスポーツ「SUP」が激推しな理由

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: 柳田由人

SUPとサーフィンは何が違うのか?

 柳田さんは好きが高じてSUPインストラクターの資格まで取得。今まで行けなかった水の上に行ける。水深100mの水面を自由に往来できる。最初は怖さもあったけれど、そういう場所に手軽に行けるのは凄いと感じたそうだ。SUPで楽しめることと言えば、バイクや自転車と同じように水面を旅するようなクルージング。ボード上でヨガを楽しむSUPヨガ(タレントの田中律子さんは日本SUPヨガ協会の理事長を務めている)、そして釣りを楽しむSUPフィッシングなどがある。何かで競い合うというよりも、ゆったりと気持ちのいいスポーツだと柳田さん。「とはいっても、実は非常に体幹が鍛えられるんです。SUPは裸足で乗り、足の指を踏ん張ってバランスを取ります。身体的にはかなりハードなスポーツなんですよ」

 ところでそもそもサーフィンとSUPの違いは何か。まずはボードについて整理する。

 基本的にサーフィンではショートボード(長さ180cm前後)とロングボード長さ250~300cmくらい)があり、SUPは長さで言えばロングボードとほぼ同じ程度。ただし、幅はSUPのほうが2倍ほど太く、さらに厚みもある。

「もともとSUPはハワイが発祥。ロングボードの上に立ってパドルで漕げるんじゃないの? というのが始まったと言われています。現在では経って漕ぐための浮力が必要ということで、幅や厚みを増やした形状になっているのです」と柳田さん。サーフィンは波に乗って楽しむもの。しかしSUPは水面さえあれば立って漕げるので、海だけでなく湖などで楽しんでいる人も多いという。

「SUPはサーフィンよりも100倍くらい簡単です。波に乗ろうとしたら話は別ですが、波も風もない場所ならば、初心者でも初日から立てるようになると思います。逆に言えば、波や風など自然の要素が増えれば難易度も高くなるということ。気軽に楽しめるがゆえに事故も多いのは事実です」

まずビギナーが用意するものは?

 最初に揃える道具はSUPボードとパドル。最近はかなり手頃なものも増えて来たが、ある程度しっかりしたモノを選んだほうがいい。上達して沖に出たとき、頼みの綱はSUPとパドルのみだからだ。また、服装はウエットスーツが好ましいが、これからの季節は水着とTシャツで漕ぎ出す人も多いそう。

「服装は比較的自由だとしても、必ず用意するべきは救命器具です。これは初心者だから、というワケではなく、SUPをやるときには必ず身に付けておいてほしいです」

手軽だけど危険も多い! 上達の近道は?

「ビギナーが沖へ漕ぎ出るのは危険です。風予報や潮をしっかりと見て行動する必要があります。向かい風のときは10漕いでも1しか進まないというイメージです。休めばどんどん行きたい場所と逆方向に流されて、このままでは危険だと思ったことがわたしも何度かあります。海は波もありますからひっくり返されることもありますし。ですから、最初は危なくないところで練習し、体力と自信をつけてから海を楽しむべきです」

 そんな柳田さんのオススメは「まずはスクールに入ること」。

「今はいろいろな場所でSUPスクールをやっています。立ち方や漕ぎ方などセオリーがあるので、そういった基礎をまずは身に付けてほしいですね。また、海に関してはローカルルールもいろいろあります。そういったマナーを学ぶためにもスクールは適した場所です。マナーよく、みんなで自然を楽しみたいですね」

 大自然を相手にするSUP。やはり危険なことも多い。だからこそしっかり基礎を学んで知識とマナーを身に付けることが大切。その上で、ゆったりと水上の気持ちいい時間を楽しんでもらいたい。きっと沖に出られるころには、SUPの技術が得られるだけでなく、気になるメタボ解消も実現しているかもしれない!?

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