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「シャコアゲ」カスタムはじめの一歩! スズキkeiに「オフロードタイヤ」を履かせて感じた「意外性」とは

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: 小鮒康一

乗り心地はゴワゴワ感がなくソフト

 しかし、あまりにワイルドすぎるタイヤパターンをみると乗り心地が気になってしまうというもの。いくら見た目が良くても日常的に使うクルマの乗り心地が悪いのではなかなかに辛いものがあるだろう。

 ただ、この心配は杞憂に終わった。80偏平という肉厚であることも影響しているかもしれないが、乗り心地は非常にソフトで、見た目の印象から受けるゴワゴワ感も車体に伝わってくることはなかったのだ。今流行りのオフロード系タイヤを装着してみた タイヤの転がりノイズも発進時など低速のときはややブロックノイズが感じられるものの、タウンスピードまで速度が乗ってしまえばそれまで装着していた通常のタイヤとほとんど遜色がないレベルだった。ただ、車両が軽自動車ということもあり、もともとの静粛性がそこまで高くないから気にならなかった、という可能性もあることを付け加えておこう。

 そして走行性能に関して、オンロードでの操縦性は予想以上に良いものだった。見た目の印象ではスタッドレスタイヤのようにぐにゃりとしたフィーリングなのかと思いきや、予想以上にソリッドなもの。さすがに80偏平ということもあり、急ハンドル時などはやや遅れを感じるものの、街乗りレベルでネガな印象がなかったのは良い意味で裏切られた感があった。

アゲ系カスタム派なら選択の余地あり!

 ただ、高速道路での直進安定性はそれまでのタイヤよりもやや劣る印象があった。とはいえ、常に緊張を強いられるというものではなく、通常のタイヤに比べればという注釈付きなので、そこまで気にすることもないかもしれない。

 このように、オフロード性能を重視したタイヤでありながら、普段の街乗りでも快適性や操縦安定性がほとんど犠牲になっていない、というのが実際に使用してみての率直な印象だ。今流行りのオフロード系タイヤを装着してみた オフロード走行を予定していない筆者にとっては宝の持ち腐れという意見もあるかもしれないが、何より見た目の印象が大きく変わった点が個人的には大きなプラス要素。アゲ系カスタムを目論んでいる人は、最初に交換してみてもいい部分と言えるのではないだろうか。

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