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名ばかりのスポーツカーは道を開けろ! 空前絶後のメーカー純正「スーパースポーツセダン」3選

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TEXT: 遠藤正賢  PHOTO: Autech Japan ,TRD

【トヨタ・コンフォートGT-Zスーパーチャージャー】(2003年)

 A80型トヨタ・スープラなど数多くの国産スポーツカーが2002年に生産を終了し、MTで操れるFRのスポーツカーが希少な存在となって間もない2003年、TRDが作り上げたのがこの「コンフォートGT-Zスーパーチャージャー」だ。

 タクシー用途を主眼として開発されたロングホイールベース仕様の「クラウンコンフォート」。後部席の空間は家族にとっても打って付けだ。

 1995年に発売されたこのモデルが、TRDの手にかかり、専用のエアダム風フロントエアロバンパーやウレタン風リヤスポイラー、RSワタナベ製15インチアルミホイールなどが装着されたことで、1980年代の街道レーサーさながらのスタイルに激変。居住性最重視のボクシーなスタイルが大きな特徴。

 インテリアも、TRD製のセミバケットシートにエアバッグ内蔵ステアリングホイール、ブースト計・油圧計・油温計からなる大森メーター製作所製3連メーターをオプション設定するなど、ベース車とは別の意味で“男の仕事場”に仕立てることも可能になっていた。

 そして走りのチューニングも本格的だ。3S-FE型2L直列4気筒DOHCガソリンエンジンに、小倉クラッチ製スーパーチャージャー「TX07」をベースとした専用キットを組み合わせ、160ps/6100rpmと22.5kg-m/3300rpmを発揮。これに5速MTを組み合わせ、強化クラッチやLSDをオプション設定している。

 これに合わせてボディ・シャーシも強化されており、専用のストラットタワーバーやスタビライザーを始め、約30mmローダウンされるスポーツサスペンション、フロントスポーツブレーキパッド&リヤスポーツブレーキシュー、フロント205/60R15・リヤ215/60R15のブリヂストン・ポテンザG3を装着。まさにオヤジ世代のクルマ好きのためのスポーツセダンだった。

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