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「いつかはクラウン」を叶えるなら今でしょ! 100万円で「名門感」が味わえる中古モデルは?

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TEXT: 平塚直樹(HIRATSUKA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web編集部/トヨタ

12代目の刷新「ゼロクラウン」も狙い目

 10年落ち以上の年式でもよければ、2003年~2008年に販売された12代目S18型(180系)も、タマ数は比較的多い。通称「ゼロクラウン」として大きな人気を得たモデルだ。

 前述の「いつかはクラウン」とかつて憬れの対象だったクラウンも、1999年に発売された11代目あたりでは、時代の移り変わりにより「おじさんのクルマ」とか、「クラウンといえばタクシー」といったネガなイメージも強くなっていた。

 そこで、12代目はエクステリアやインテリアをはじめ、シャーシ、エンジン、サスペンションなどを一新。エンジンは直6からV6に変わり、ドライブトレインはシーケンシャルモード付き6速オートマチック・トランスミッションに進化するなど、すべてが生まれ変わった。エンジンには、やはり2.5L、3.0L、3.5Lの3タイプがある。

 タマ数は13代目ほどではないが、そこそこ多い。参考的な相場価格帯は9万円代~205万円程度で、価格的には13代目より安い車両も多い。

 もちろん、年式が古いぶん、交換部品や修理が必要な場所が多くなる可能性もある。だが、「ゼロクラウン」という一世を風靡したモデルを手にするという、お金では買えない価値は十分にある。それに、天下のトヨタが作った「自慢の高級車」だ。安価なコンパクトカーなどより、壊れにくいことは考えられる。もちろん中古車の場合は、それぞれの個体次第なので一概には言えないけれど。

 ちなみに、いずれの年式も主なグレードはスポーティグレードのアスリートや高級グレードのロイヤルサルーンで、タマ数はどちらも同程度のようだ。

 なお、同年代の兄弟車「クラウンマジェスタ」の中古車も、相場価格的にはあまり変わらないようだが、タマ数はやや少ない傾向だ。クラウンマジェスタも狙いどころ いずれにしろ、クラウンに限らず、中古車を買う場合は、実際に自分の目でチェックすることはもちろん、修復歴や冠水車でないかなどの確認はしておきたい。車両状態を調べるには、販売店に「整備記録簿(メンテナンスノート)」を見せてもらうのが一番だ。また、本体価格だけでなく、登録手数料など諸費用がいくらかかるかでも価格が変わってくるので、念のため。

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