ドレスアップカーとは？
いっぽうドレスアップカーは走行性能よりも、見た目のカッコよさやインパクトを優先したクルマを指す。ワゴン／ミニバン／セダンでド派手なエアロや極端ローダウンが多いイメージだが、エアロなしやノーマルの雰囲気を崩さないシンプルなドレスアップも人気である。高性能スポーツカーでも、改造の方向性によっては立派な『ドレスアップカー』なのだ。
ちなみにカスタムカーとは？
ココまでは比較的カテゴリーを分けやすいが、ちょっと悩むのが『カスタムカー』なる言葉。翻訳すると習慣／慣例／因習／俗習／特別注文など、チューニング以上に多種多様な結果が表示される。さらに、それらの方向性もとてもじゃないけど定まっているとはいい難い。クルマに当てはめるのであれば、おそらく『特別注文』がベター。
とはいえレーシングカーもチューニングカーもドレスアップカーも、それぞれの目的に合わせて『特別注文』しているのは一緒。言葉どおりならノーマルじゃないクルマはすべて『カスタムカー』になってしまう。もっとも実際にはカスタムカーがほかを内包するのではなく、独立したひとつのジャンルと解釈されている。
以前は線引きがかなり曖昧で『ドレスアップカー＝カスタムカー』であったり、イコールじゃないにしろ『ドレスアップカー≒カスタムカー』と捉える人も多かったと思う。近年ではチューニングとドレスアップを両立し、振り幅としてはドレスアップに寄ったクルマを、広く『カスタムカー』と呼ぶ傾向になってきたようだ。
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