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【ル・マン24時間耐久レース2021】小林可夢偉の7号車がポールポジション獲得! 4連覇に向けて準備万端

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

  • 7号車をドライブする小林可夢偉たち

  • 7号車をドライブする小林可夢偉たち
  • JOTA 38号車(オレカ07・ギブソン)
  • Hub Auto Racing 72号車
  • Dempsey - Proton Racing 88号車

ハイパーポールでトヨタがフロントロウを独占

 今年で89回目を迎えるル・マン24時間耐久レースは、8月18日(水)に開催された予選に続き、その上位勢が最終のグリッドを決定するハイパーポールが19日(木)に開催となり、上位グリッドが決定した。

走行時間5分を残してピットに戻り余裕を見せる

 昨年から導入された新しい方式の予選であるハイパーポールは、前日の予選セッションでの各クラス上位6台が再度予選アタックを行うもの。ハイパーカークラスの全車、そしてLMP2、LM GTEプロ、LM GTEアマの各クラスそれぞれ6台、計23台がこれに進出した。

夕方のサーキット この日のル・マン周辺も朝からどんよりとした曇りで、若干肌寒い気候の一日となった。日が暮れるころになると薄日が射しはじめ、ドライコンディションのままセッションはスタートした。夕闇が迫る21時からの30分間で予定されていたハイパーポールは、セッション中にLM GTEプロクラスの92号車が激しくクラッシュし赤旗中断。これにより実際には21時40分まで延長され、4回目のフリープラクティスも10分遅れのスタートとなった。

トヨタ8号車 セッション序盤で7号車の小林可夢偉選手が3分23秒900という驚異的なタイム(テストデーを含むこのレースウイークの最速タイムは7号車の3分26秒279)をマークする。8号車もB.ハートレー選手のアタックで3分24秒195を記録しており、セッションを5分以上残してGR010 HYBRIDの2台はピットに戻った。

トヨタ7号車 Alpine Elf Matmutの36号車は3分25秒574、GLICKENHAUS RACINGの708号車も3分25秒639と、そのほかのハイパーカーは3分25秒台にとどまった。これでセッションは終了し、小林可夢偉選手が3年連続でポールポジションを獲得。トヨタにとっては5年連続となるポールポジションとなった。

 これにより正式なグリッドが決定し、各クラスのポールは……

●LMP2クラス:JOTA 38号車(オレカ07・ギブソン)3分27秒950

JOTA 38号車(オレカ07・ギブソン)

●LM GTEプロクラス:Hub Auto Racing 72号車(ポルシェ911 RSR-19)3分46秒882

Hub Auto Racing 72号車●LM GTEアマクラス:Dempsey – Proton Racing 88号車(ポルシェ911 RSR-19)3分47秒987

Dempsey - Proton Racing 88号車 となっている。今回のル・マン24時間耐久レースは、当初予定されていた6月12日から13日から丸々2カ月後ろ倒しとなる8月21日から22日へと変更となり、観戦者数も最大5万人に制限されることとなった。例年の夏至前後の開催と異なり、日の出および日の入りの時間も、太陽の高さも位置も異なるレースとなる。

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