“こだわりのミニチュアカー”CARNELに
スカイラインGT-R Vスペック II が登場
一度限りの限定生産モデルとして好評のヒコセブンの「CARNEL」のシリーズに、今回3種類の日産スカイラインGT-Rが登場。それもまた、世界に広がるスカイラインマニアにとって最高峰の市販仕様と評されているVスペックIIニュルを加えたモデルたちだ。 日産スカイラインGT-R V-spec II (BNR34) 2000 Bayside Blue (ベイサイドブルー)と、日産スカイラインGT-R V-spec II Nur (BNR34) 2002 のMillennium Jade(ミレニアムジェイド)とWhite Pearl(ホワイトパール)の3つのカラーバリエーション。それぞれのカラーリングもまたゴージャス。
1/43スケールのモデルは約11cmほどだが、ダイキャスト製はどことなく重みがあっていいものだ。
「最後のスカイラインGT-R」がダイキャストモデルに
経営危機の渦中にあった21世紀初頭の日産は、ルノーとの資本提携を結びコスト削減の手腕を誇っていたカルロス・ゴーンを迎え入れ、経営立て直しのなかにあった。そのとき、さまざまな新ブランドを立ち上げていくと同時に、往年の人気車も消えていった。 衝撃が走ったのはこのスカイラインGT-R。当時、排出ガスの規制強化もあったがそれをクリアして存続する動きも取られることなく、スポーティでかっこいい日産のイメージそのもののフラッグシップが、なくなってゆくのだった。2002年に生産終了、5年後に復活したとも言える「GT-R」が出てくるが、このときすでにスカイラインの呼び名は消えていた。つまりはスカイラインの名が付与された、最後のスカイラインGT-R、それがBNR34型なのだ。