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まさに「走るラブホ」だった「S-MX」! メーカー自ら「恋愛仕様」と謳う「究極の車中泊カー」だった

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: 本田技研工業

ティッシュボックストレーの存在があらぬ噂を拡散した!?

 内装は当初は前後ベンチシートの4人乗りのみの設定で、すべてのシートを倒すことでフルフラットにすることができた。そのため、サイドブレーキは運転席右側に備わっていたのだった。S-MXのインテリア また、前述したようにリヤドアのない右側後部には大型のシステムトレイが用意されており、初期のカタログにはご丁寧に「ティッシュボックスが2個入る」と記載されていたが、さすがにマズイと思ったのか(!?)後期型のカタログではその記述は削除されている。フルフラットになるS-MXのインテリア このように当初はゴリゴリに若者をターゲットにしたブランディングがなされていたS-MXではあったが、その使い勝手の良さやステップワゴンよりもコンパクトなボディがアウトドアレジャーユーザーや、3列シートまでは不要と考えるファミリー層にも支持された。そのため、1999年のマイナーチェンジ時にはフロントシートをセパレートとし、乗車定員を増やした5人乗り仕様も設定されるなど、やんわりとした路線変更もなされていた。

使い勝手の良いインテリアはいまのNシリーズに繋がる!?

 結局、2002年春には生産が終了し、直接的な後継車種は登場しなかったが、この“3列ミニバンではないが広くフレキシブルな室内を持つ”というコンセプトは、N-BOXやN-WGNなどにいまも受け継がれていると言えるかもしれない。N-BOX&N BOX CUSTOM

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  • S-MX(FFモデル)
  • ホンダS-MX
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