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スポーツマフラーの出口が「青い」のはナゼ? クルマ好きが「チタンブルー」にこだわる理由とは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部/WAGONIST編集部

チタンの「美しい青色」に憧れて

 とはいえチタンは材料そのものが高額で加工も難しく、マフラーの価格はステンレス製を大きく上まわってしまう。20万円や30万円などというケースも決して珍しくなく、高性能とわかってはいても手を出しにくいのだ。チタンマフラー チタンならではの美しい青色は手に入れたい、でも予算を何十万円も割くことは難しい。そんなリクエストに応え、最近ではステンレス素材ながら焼き入れによりチタンのように青く輝くテールのマフラーが、さまざまなメーカーからリリースされるようになってもいる。モチロン軽さまでチタンと同じにはならないが、そこまで追求する本気組はごくごく少数派だろう。

 リーズナブルに済ませたいなら、性能も音にもこだわるマフラー全体とは言わないまでも、本物チタンに焼き入れが施されたマフラーカッターを出口に装着する手もある。チタンのマフラーカッター 今どきのものは造形もフィッティングもクオリティが高く、ドレスアップパーツとして十分に有用といって差し支えない。被せるだけと簡単だが、見た目のインパクトはバツグンだ。

DIYでもできなくはないが色ムラが出る

 またガスバーナーを使い自分で焼き入れする強者もいるようだが、挑戦した人に聞いたところ色ムラなく均一に焼くのは難しく、市販品のように仕上げるのは相当なノウハウが必要らしい。いきなり本番のマフラーで試すのはリスクが高いので、まずは中古やステンレスのパイプなどで経験を積んだほうが無難だ。

 余談だがチタンが青く焼けるのは200~250℃、それ以上は紫や黒っぽい色に変わるとのこと。いずれにせよ昔と比べチタンの『色』だけなら、誰もが格安で手に入れられる時代になった。多くのチューニングカー好きが憧れる青い輝きで、愛車のリヤビューを引き立ててみよう!

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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