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この「カラカラ音」は一体何? サーキット走行で出やすい「異音や振動」5つ

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web

インタークーラーのホース抜け

 続いてはエンジン系でターボ車のお約束といえば、インタークーラーのホースに原因がある異音。フル加速している最中に何かが破裂するような音がしたり、掃除機みたいな音がしてブーストがかからなくなったときは、インタークーラーのホースが抜けたり割れた確率が高い。いずれにしろマトモに走ることはできないのでピットに戻り、抜けただけならホースバンドを増し締め、割れていれば残念だが走行は中止したほうがいい。

インタークーラーのホース作業

タービンやエンジンからの異音

 サーキットで酷使していたり走行距離が多いクルマは、タービンやエンジンからの異音にも気を配ろう。加速してブーストがかかったときに出るうなり音や、アイドリング中にエンジンから「カラカラ」という音など、症状はさまざまだが場所が場所だけに走り続けるのは危険。

タービン単体のイメージ エンジンオイルの減りやマフラーからの白煙をチェックし、可能であればプロショップなどに積載車での引き上げを頼もう。無理に自走してダメージを広げては元も子もないし、市街地で完全にブローして渋滞の原因になるのも迷惑だ。

 いつもと違う音や振動は、クルマに何らかの異常があるというサイン。早めの点検と対策で安全なサーキット走行を!

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  • タービン単体のイメージ
  • ホイールバランスウエイトにアルミテープ
  • インタークーラーのホース作業
  • タイヤカスを拾ってしまったタイヤ表面
  • ブレーキのイメージ
  • サーキット走行のイメージ
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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