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「ラリー界のレジェンド」が大人気ない走りを披露! 伝説のホットハッチ「プジョー306マキシ」で最新マシンをカモる

投稿日:

TEXT: 山本佳吾  PHOTO: 山本佳吾

WRC9連覇のローブ、いまだ衰えず

 ラリーが始まると同時にローブの快進撃が始まります。オープニングステージを総合9位、そこからはステージを重ねるごとに順位を上げ、LEG1終了時点でなんと総合6位! 最新の「R5」や「R-GT」マシンを相手に互角以上の走りを見せ、周囲を驚かせました。

セバスチャン・ローブが駆るプジョー306マキシ

 デルクールは少し出遅れて総合19位。パニッツィは総合15位でLEG1を終えました。LEG2もローブの勢いは止まらず、SS10で総合3位に浮上! ギャラリーはもちろん、メディアもポディウムフィニッシュへの期待が高まります。306マキシがポディウムフィニッシュって何年ぶり? って話題も出るぐらいでした。

こちらの306マキシはデルクール

 そして迎えた最終ステージ。誰もがローブのポディウムに期待を寄せていたのだけど、なんとトラブルで順位を総合6位に落としてしまいました。残念! これはボクの勝手な予想だけど、現役の若手選手たちに速さを嫌っていうほど見せつけて、奮起を促しつつも最後は花を持たせたんじゃないかなあ?

終盤順位を落とすも速さは健在なローブ

犬猿の仲と言われているふたりだったけど

 現役当時は色々あって仲が悪かったデルクールとパニッツィ。あわよくば握手させよう! と思っていたんだけど、たまたまなのかやっぱりまだ確執があるのか、ふたりが遭遇する場面に立ち会えませんでした。しかし、後日目にした現地のリポートでふたりが笑顔で写真に収まっているのを見て、ふたりとももういいオトナだもんなあ、と少し安心。

デルクールも相変わらずの人気

 ちなみに、デルクールはSS10でミッショントラブルでリタイア。パニッツィは総合15位でフィニッシュしました。

ジル・パニッツィは「ヒュンダイi20R5」で参戦

FMX界のスーパースターと日本からのドライバーも参戦

 ラリーを制したのは「シトロエンC3Rally2」のヨアン・ボナート。2020年のフランスチャンピオンであるボナートは昨年から「ERC(ヨーロッパラリー選手権)にも積極的に参戦中。

ヨアン・ボナートがドライブする「シトロエンC3Rally2」

「プジョー208Rally4」のワンメイクで併催される「208ラリーカップ」には、フリースタイル・モトクロス界のスーパースター、トム・パジェスがラリー初参戦。クラス最下位に終わったものの自身初のラリーを楽しんだ様子。

FMXのスーパースター、トム・パジェス

 また、日本から海外ラリーに積極的に参戦中の川名 賢はクラス9位でフィニッシュ。川名は「208ラリーカップ」第6戦にも参戦し、雨が降り続く難しいコンディションとなるなか、3位を獲得。海外では初のポディウムフィニッシュとなりました。

日本の川名賢は日本の川名賢は「プジョー208」で挑戦した

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  • 「プジョー306マキシ」でローブとデルクールが参戦
  • ヨアン・ボナートがドライブする「シトロエンC3Rally2」
  • デルクールも相変わらずの人気
  • こちらの306マキシはデルクール
  • 日本の川名賢は日本の川名賢は「プジョー208」で挑戦した
  • セバスチャン・ローブが駆るプジョー306マキシ
  • 終盤順位を落とすも速さは健在なローブ
  • フランス国内選手権「ラリー・モンブラン・モルジン」
  • ジル・パニッツィは「ヒュンダイi20R5」で参戦
  • FMXのスーパースター、トム・パジェス
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