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「シャコタン」か「シャコアゲ」か? GR8が相反するふたつのカスタムスタイルをハイエースで提案【大阪オートメッセ2022】

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TEXT: 賀川 真弥(KAGAWA Shinya)  PHOTO: 賀川真弥

「OUTDOOR GR8」のショップオープンに合わせたデモカーも出展

 ローダウンした「GR8 HIACE NARROW BODY KIT」仕様に対して、こちらはアウトドアを全面に押し出した、ライトキャンパーベッドキットを装着したワイドボディキットだ。じつは本格的なアウトドアが堪能できる「OUTDOOR GR8」ブランド初の専門店が4月にオープンする。これまでの「GR8」では、エアロやシートカバーなどのオリジナルパーツから新車・中古車まで取り扱い、クルマに関するすべてを任せられる専門ショップであった。だが、今人気のアウトドアに特化した初の専門店『OUTDOOR GR8』のオープンに合わせて、テーブルやベッドキット、折り畳み式のルーフテントなどを備えたバンライフなハイエースをブースに展示したというワケだ。GR8 OUTDOOR

『現在、東海地区に2店舗を展開していますが、いずれもハイエースをお仕事に使う人向けの店舗なんです。4月に新規オープンする3店舗目は、ファミリーとキャンパー層に向けて発信していきます』とはスタッフの市川さん。GR8 OUTDOORのインテリア

 注目の内装は、『ガチガチのキャンピングカーは価格も上がってしまうので、うちのはライトキャンパーキットと名付けて、その名の通りライトにキャンプを楽しんでもらうための道具を選んで装着しています』と話す。とはいえ写真の通り、モダン調のパーツ類はテーブルやフラットベッドキット、サブバッテリーなどを備えながら55万円〜の比較的リーズナブルな価格で販売しているのは、ショップを利用するハイエースユーザーにとってありがたい話。GR8 OUTDOORのサブバッテリーシステム

 また、サブバッテリーは煩わしくならないようタイヤハウス付近に設置。容量は500W/1000W(別途4万4000円)から選択可能。 モダンな室内にマッチしたキャメルカラーのクラシックシートカバーをはじめ、ルーフに備えた折り畳み式のルーフテントは、前後とサイドの3箇所より乗降ができる。LED照明や小物入れシューズ入れも付属するなど至れり尽くせり。

 また、キット自体は新車・中古車でのコンプリート販売から、車両持ち込みの架装でも大歓迎とのこと。製作期間は、要予約で約1週間程度で納車できるという。暖かい春先からアウトドアを楽しみたい人は、ぜひ現車を見て愛車のカスタムプランを練りたい。

【ライトキャンパーベッドキット価格】
〇1~型標準用(床張り・ベッドキット・センターテーブル・サブバッテリー500Wほか/55万3000円
〇1~型標準用(床張り・ベッドキット・センターテーブル・サブバッテリー1000Wほか)/59万4000円
〇1~型ワイド用(床張り・ベッドキット・センターテーブル・サブバッテリー500Wほか)/59万4000円
〇1~型ワイド用(床張り・ベッドキット・センターテーブル・サブバッテリー1000Wほか)/63万8000円

□折り畳み式ルーフテント/25万3000円
□クラシックシートカバー(1~型標準/ワイド用、キャメル・ブラウン)/6万1600円

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