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「アルピーヌ」の名を冠するグレードも登場! 欧州で発表されたルノーの新型SUV「オーストラル」は走りも期待大

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: Renault

進化した4輪操舵システムで最小回転は5.05m

 ルックスだけでなく、走りの性能にも期待が高まる。というのも、新型SUVオーストラルにはルノー日産三菱アライアンスの次世代プラットフォーム「CMF-CD」を採用。これまで以上にシャシーが軽量かつ頑丈になっているとともに、「メガーヌGT」「メガーヌR.S.」で採用されていた4輪操舵システムの第3世代となる「4CONTROLアドバンスト」が用意されるのだ。後輪の操舵角は最大5度で、回転直径は10.1m、つまり日本式で最小回転半径を表記すると5.05m! このクラスのSUVとしては圧倒的な小回りを誇るとともに、走行シーンでも気持ちよいコーナリングを味わえそうだ。

 もちろん通常のFF仕様もラインアップされるのだが、4CONTROLアドバンストは競争の激しいCセグSUVのなかで、大きなアピールポイントとなるだろう。

4CONTROLアドバンストでは後輪の操舵角は最大5度

フルハイブリッドとマイルドハイブリッドを選べる

 パワートレーンは3種類。アルカナでも採用されている最新の「E-TECH」フルハイブリッドシステムは、1.2Lの直列3気筒ターボガソリンエンジンと電気モーター、1.7kWh/400Vのリチウムイオンバッテリーの組み合わせでシステム最高出力200psを発揮する。この仕様では、ステアリングホイールの後ろにあるスイッチで回生ブレーキを4つのモードから選択できる。

 また、アウストラルで初採用となる「マイルドハイブリッド・アドバンスト」エンジンは、1.2L直3ターボガソリンエンジンに、48Vリチウムイオンバッテリーとスターターモーターを組み合わせ、130psのパワーをMTで操る燃費スペシャルというべき仕様。

 もうひとつ、無印の「マイルドハイブリッド」エンジンは、ダイムラー社と共同開発した1.3L直4ターボガソリンエンジンに、12Vリチウムイオンバッテリーとスターターモーターの組み合わせ。こちらはAT仕様では140psまたは160ps、MT仕様では140psが設定される。

ルノーのフルハイブリッドシステム「E-TECH」

Googleの協力で開発した大型スクリーン「OpenR」

 オーストラルのインテリアで目立つのは、Googleのサービスやアプリケーションを統合したマルチメディアシステム「OpenR Link」を採用したこと。ドライバー正面の12.3インチのメーター・ディスプレイと、ダッシュ中央の12インチの垂直マルチメディアスクリーンがL字型に組み合わされた「OpenRスクリーン」は使い勝手が非常によさそうだ。

大きい液晶ディスプレイがL字型に組み合わされる

 欧州で発表されたばかりなので日本市場への導入については当然まだ不明ではあるが、4輪操舵「4CONTROLアドバンスト」を備えたCセグSUVというユニークさは、わが国でも大きく訴求すること間違いないだろう。

日本市場への導入に期待が高まるオーストラル

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  • ライバルの多いCセグSUVに「ヌーヴェルヴァーグ」を起こすとルノーは意気込む
  • 日本市場への導入に期待が高まるオーストラル
  • 「エスプリ・アルピーヌ」には専用色「サテンシェールグレー」
  • 大きい液晶ディスプレイがL字型に組み合わされる
  • 4CONTROLアドバンストでは後輪の操舵角は最大5度
  • ルノーのフルハイブリッドシステム「E-TECH」
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