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「つり目」「ハイフラ」「ミュージックホーン」! 意味などないが盛り上がった昭和のイケイケ派御用達カスタム5選

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: 青島文化教材社/島崎七生人/Auto Messe Web編集部

懐かしのドレスアップ03/目指したのはラブホ的インテリア!?

 デコトラの影響を大きく受け、スナックやラブホテルのような内装へと過激さを増していった改造車たち。紫やワインレッドのチンチラや金華山をダッシュボードやドア、天井に貼り、室内灯にはシャンデリアや水中花、毛バリが封じ込まれたシフトノブ、そしてサッシュの内側には可愛く並ぶボンボンを取り付けるのが王道でした。デコトラ風の軽トラのインテリア

 フィニッシュは、シガーライターに差し込む行燈やシャンデリアのようなサブライト付きのライター。タバコを差し込むだけで火が着けられるというスグレモノですが、遠い記憶を辿ると「スターブライト」という商品名だったような気がします。

懐かしのドレスアップ04/憧れのハイフラでスピード感を演出!

「ハイフラ」ことハイフラッシャーと呼ばれるカスタムパーツ。ウインカーの配線にバイパスさせ、コントロールユニットを操作することで、ウインカーの点滅速度を変更できるという謎アイテム(笑)。スイッチを切り替えると二拍子や三拍子にも変更できるアイテムもあり、ウインカーの点滅までも個性に変えてしまうという当時の発想力は素晴らしいものでした。ウインカーを早く点滅させることでスピード感を演出して速く走っている気分が味わえたのですが、当時を振り返ってみると「何の意味があったのだろう」と思わせるユニーク商品です。ケンメリスカイラインのテールランプ

懐かしのドレスアップ05/カーコンポとグライコで近未来感を堪能

 1980年代はカーコンポ全盛の時代。とくにパイオニアの「ロンサムカーボーイ」とクラリオンの「シティコネクション」の2強となり、グラフィクイコライザー(通称:グライコ)や音楽に反応してゲージが上下するだけのパワーレベルインジケーターが宇宙船のコックピットのような近未来感を楽しませてくれました。現在のようにカーオーディとは呼ばず「カーコンポ」と呼ばれた古き良き時代、エマニエル坊やのダンスやライ・クーダーの名曲「ゴー・ホーム・ガール」が頭から離れない人には懐かしい思い出です。ロンサムカーボーイのカーコンポ

【まとめ】さまざまな謎カスタムも今思えば楽しい記憶であった

 当時は自分でDIYするのが当たり前の時代。簡単に取り付けられる気軽なアイテムも多く、今回ご紹介した商品のほかにも山本寛斎さんがデザインしたファイヤーガールのシートエプロン、吊り革、後付けパワーウインドウ、ナックルライン、バイバイハンド、警察無線機、フェンダースポイラー、ビタローニミラー、偽オイルクーラーなどなど思い出してもキリがありません。すでに40年以上も昔の話ですが、当時20歳だった人は、すでに還暦を迎えていることでしょう。後付けパワーウインドウ

「昭和」という古き良き時代の情景……「改造車」は自動車産業にとっては黒歴史であるものの、当時の不良少年にとっては楽しき記憶でもあるのです。

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  • ロンサムカーボーイのカーコンポ
  • ケンメリスカイラインのテールランプ
  • ミュージックホーン
  • デコトラ風の軽トラのインテリア
  • 青島文化教材社のデコトラのプラモデル
  • 後付けパワーウインドウ
  • 謎の昭和カスタム5選
  • 青島文化教材社の330セドリック
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