アウトドアギアのひとつとして選びたいヴィンテージSUV
アウトドアフィールドで使用する道具で差をつけたい。だから、流行りのヴィンテージなアイテムを持ち込んでいるアウトドア派も多いと思う。そこでキャンプやアウトドアの足として欠かせない、乗っていくクルマもまた、映えはもちろん、実用性も優れた1台を選ぶと完璧ではないか。
とはいえ、たしかに最新のSUVなどで乗りつけるのもアリだが、やはり人とカブる可能性は大きい。あえてのヴィンテージモデルをセレクトするのが”通”というものだろう。
映えるユーズドSUVその1:ホンダ・エレメント
タフなルックスと実用性に加えてレア度も満点!!
そこでまず紹介したいのが、2003年〜2005年末にかけて日本で発売されたホンダ・エレメントだ。西海岸のライフガードステーションをモチーフにデザイン・開発され、アメリカで企画・生産された逆輸入モデルだ。タフなルックスのSUVでありながらミニバン並みの室内空間、ビルトインBピラーの観音開きドアを持ち、日本仕様は4WDのみの設定とするこだわり派のSUVであった。
年間600台程度の販売計画だったため、今も昔もめったに街で見かけることはなく、かなりレアなホンダ車とも言えるのだが、海、山のアウトドアシーンでの映え度は満点。サーファー御用達でもあるため、荷物の積載性もバッチリなのである。中古車としては、日本全国で50台ちょっとという在庫数ながら、価格は100万円台と比較的手頃だ。
映えるユーズドSUVその2:スズキ・エスクード
映えはジムニーに劣るも実用性は圧勝!!
安さ爆発!? という点では、スズキの3代目エスクードもなかなかだ。2.0L、2.4Lまたは2.7Lの余裕あるエンジンを搭載して走破性にも優れ、それで中古車価格は50万円前後から100万円以内という、気軽に選べるメリットは大きい。映え度はジムニーほどではないが、荷物の積載性を含めて実用性はけっこう高い。