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盛り上がるブームの陰に潜む車両火災の恐怖! あらためて見直したい車中泊での防火対策

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TEXT: 並木政孝(NAMIKI Masataka)  PHOTO: 写真AC/Auto Messe Web編集部

電気を使ったアイテムで安全・快適に

 これまで述べたように車中泊にとってリスクの高い燃焼系の器具ですが、冒頭にも述べたようにキャンプと車中泊は似て非なるものであり、揃えるべき道具の性質が異なります。車中泊では火災や一酸化炭素中毒の危険性の低いLEDランタンや照明器具、電気ケトル、IHクッカーなどが注目を集め、電気を使う道具を使用するために「ポータブル電源」が大きなトレンドとなり急速に普及しています。電気を使うことで火災や一酸化炭素中毒のリスクを抑えることができ、大容量なポータブル電源は電子レンジやオーブントースター、冷蔵庫、電気毛布なども使用できるのです。火器を使うことなく快適さを提供してくれるポータブル電源は、車中泊にとって大きな味方になることは間違いありません。

最近はLEDランタンも選択肢が増えている

PSEマークの付いたポータブル電源を使う

 しかし、電気を使った快適な車中泊でも注意するべき点は存在します。少し前にニュースで報じられたことを覚えている人も多いと思いますが、粗悪なモバイルバッテリーが発火するという事故が多発し、車中泊でも同様のリスクがあるということです。スマホや電熱ベストなどに使用するモバイルバッテリーを手に入れる場合には、過充電や加熱したときに給電速度を制御する安全装置が付いている商品を選んでください。安全性を満たしている商品には「PSEマーク」が着いているので、購入する際の目安になると思います。

ポータブル電源も発火のリスクがあるので安全性を優先して選びたい

しっかり安全対策をして楽しい車中泊を

 車両火災や一酸化炭素中毒など、万が一の事故が起きてしまえば命を落としてしまう可能性も決して低いものではありません。車中泊はあくまでも趣味であり「安全」を最優先することが大切です。快適な車中泊を楽しむためにも安全対策をしっかりと施し、リスクを最小限に抑えることを心掛けてください。

万が一に備えて安全に楽しみたい

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  • 小さなガスバーナーでも引火の危険がある
  • 小さなガスバーナーでも引火の危険がある
  • 車中泊でも火を扱う作業は車外で
  • 最近はLEDランタンも選択肢が増えている
  • ポータブル電源も発火のリスクがあるので安全性を優先して選びたい
  • 万が一に備えて安全に楽しみたい
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