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歴代Zオーナーが新型フェアレディZの走りを目撃! 「新型」がいいのかやっぱり「旧型」か直撃した

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TEXT: 小鮒康一(KOBUNA Koichi)  PHOTO: 増田貴広/神村 聖/Auto Messe Web編集部 竹内

  • コロナ禍の開催で参加台数は例年の半分以下、しかも午前・午後の2部入れ替え制で開催された
  • 入場時には下回りのオイル漏れなどが入念にチェックされる
  • 新型Z2台と参加者の歴代Zがコースを一緒にパレードラン
  • テストドライバーによるパフォーマンス走行のデモも
  • 新型Zに採用されるローンチコントロールも間近で見ることができた
  • 新型Zに採用されるローンチコントロールも間近で見ることができた
  • 日産グランドライブを特別に会場として提供された
  • 日産自動車のチーフプロダクトスペシャリスト田村宏志氏が新型Zの舞台裏を語った
  • Z CAR FIESTAのまとめ役、高加茂さん
  • 280ZXターボを愛車としている森さん
  • 280ZXターボを愛車としている森さん
  • 奥さまのZ33で参加した津島さんはフルカスタムのZ32乗り

3年ぶりに開催された「Z CAR FIESTA」ではサプライズも多数!

 日産フェアレディZを愛するオーナーたちの集うクラブで構成されている「Z CAR FIESTA ASSOCIATION」は、毎年オーナーを集めて「Z CAR FIESTA(Zカーフェスタ)」を開催しており、日本だけでなく海外からもZオーナーを迎え、Zに携わる関係者なども招いて実施していた。

 しかし、昨年・一昨年は新型コロナウイルス感染症の影響もあってイベント開催をやむなく断念。そして3年ぶりとなる2022年3月20日に、追浜にある日産の試験場「グランドライブ」で待望の開催とあいなったのである。

日産グランドライブを特別に会場として提供された

日産の追浜グランドライブで参加台数を絞って開催

 この「Z CAR FIESTA ASSOCIATION」を取りまとめるのは、栃木県宇都宮市に店舗を構えるZのスペシャルショップ「アルティメイト」の代表である高賀茂哲弘氏。1990年代後半に「Zの父」としても知られる片山 豊氏と知り合ったことをきっかけに、日米のZファンの交流を図りたいと思ってイベントを立ち上げて現在に至っているのだ。

Z CAR FIESTAのまとめ役、高加茂さん

 そんな「Z CAR FIESTA」であるが、今年は新型フェアレディZが登場する年ということもあって参加を希望するユーザーも多くいたそうだが、まだまだ油断できない状況ということもあり、例年100台のところ半数以下の48台とし、同乗走行などの体感イベントも実施しないというコロナ禍対応のイベントに。それでも、参加者は思い思いの時間を楽しんでいた。

コロナ禍の開催で参加台数は例年の半分以下、しかも午前・午後の2部入れ替え制で開催された

 通常は日産の新型車のテストや試乗会などが実施される場所であるグランドライブではあるが、このイベントだけは愛車でグランドライブ内を走行できるという稀有なものとなっている。そのために入場する際は下まわりを鏡で確認し、オイル漏れなどがないことをチェックするという厳戒態勢。

 にもかかわらずオイル漏れで走行NGとなる車両がいなかったのは、参加者のZに対する愛情の深さを物語っていると言えるだろう。

入場時には下回りのオイル漏れなどが入念にチェックされる

Zを愛するファンたちとパレード走行&デモラン

 そんな今年のZ CAR FIESTA最大の目玉とも言えるのが、新型フェアレディZを間近で見ることができるというもの。

 すでに東京オートサロンなどイベントでの展示などはされてきた新型フェアレディZではあるが、フェンスもなしに間近で見られるチャンスはここが初ということで、詳細なディテールのチェックや車体下部を寝転んで観察する人など、Zユーザーならではの目線で確認する姿が印象的だった。

新型Z2台と参加者の歴代Zがコースを一緒にパレードラン

 そしてグランドライブをパレード走行する際は、2台の新型フェアレディZが伴走車となり、最後方に位置した1台がユーザーカーを一気に追い越すというデモンストレーション付き。間近で走る新型を堪能することができる粋な演出がなされていた。

 また、日産自動車実験部のテストドライバーによるパフォーマンス走行も披露され、フルノーマル状態でありながらドリフト走行や八の字旋回などを披露。新型フェアレディZのコントローラブルさを垣間見ることができたほか、ローンチコントロールの実演も行われた。

テストドライバーによるパフォーマンス走行のデモも

迫力の「ローンチコントロール」は来場者を魅了

 華麗なスタートダッシュを決めることができるローンチコントロールは、水温、油温が60℃~100℃以下の状態で実施することができる。AT車の場合はSPORTモードに入れ、左足ブレーキをしたままパドルシフトを両引きし、アクセルを一気に踏み込むとメーターに表示が出るので、その後にパドルとブレーキをリリースするというもの。

新型Zに採用されるローンチコントロールも間近で見ることができた

 一方のMT車では、シンクロレブコントロールをONにし1速に入れ、アクセルを一気に踏み込むとこちらもメーターに表示がされるので、その瞬間にクラッチを繋ぐとローンチコントロール成功となる。MT車はこのあと2速にシフトアップするときも、アクセルを戻すことなくシフトアップすることが可能ということで、使えるシーンは限られてしまうが、オーナーとなった暁には一度は試してみたい機能と言えるだろう。

新型Zに採用されるローンチコントロールも間近で見ることができた

 午前の部の閉会式には、新型フェアレディZとGT-Rのチーフプロダクトスペシャリストである日産自動車の田村宏志氏も登場。新型が登場するまでの苦労やリリースイベントの裏話、そしてここでは書くことができないサプライズの先行発表まで盛りだくさんの内容となっていた。

日産自動車のチーフプロダクトスペシャリスト田村宏志氏が新型Zの舞台裏を語った

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