GT-Rニスモもポルシェターボも超えた! 筑波サーキットで58秒を叩き出したHKSのGR86のバカッ速仕様とは (2/2ページ)

STEP3:ターボ化でパワーアップ=59秒585

エンジン内部はノーマルのままターボを追加

 軽さとグリップ力を手に入れたHKS GR86。となると次はパワーだ。HKS得意のハイパワーチューンを施したいところだが、GR86の新型エンジンはまだどれくらいの耐久性を持つかわからない。

 そもそもGR86では、ECU(エンジン・コントロール・ユニット)の書き換えがまだできないので、ターボ化に合わせたエンジン制御はサブコンピュータの「F-CON iS」とブーストコントローラーの「EVC」を組み合わせている。そういった事情もあり、ブースト圧は0.3kg/cm2ほどと決して高くはない。大幅パワーアップとまではいかないが、それでも1.6秒ものタイムアップを果たしてきたのは、そのほかの部分の細かい煮詰めの成果でもある。

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エンジン内部には手をつけず、吸排気チューンとターボ追加画像はこちら

STEP4:空力バランス見直し+ブースト圧アップ=58秒311

ダウンフォースを整え、パワーを引き出す

 一気に1秒以上もタイムを短縮したが、制御の見直しによるパワーアップと、エアロパーツの改良がメインの改善点。このレベルまでいくと、ちょっとしたことでもタイムは大きく変わる。なにかひとつのピースが欠ければ一気にタイムは落ち、逆にすべての塩梅とタイミングが整うと、ポンと実力を発揮できる。その結果が58秒311という驚きのタイムである。

 これでもエンジン内部はノーマル。ミッションもノーマル。ボルトオンターボにワイドボディ+空力チューンだ。すなわちここにさらなる500psや600ps、もしくはそれ以上のパワーが備わった日には、大幅なタイム短縮も期待できそうだ。

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