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旧車のヘッドライトが暗い問題は「LED」じゃなくて「HID」がベストな解決策だった

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TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: 日産/Auto Messe Web編集部

社外LEDは明るさに現状まだ問題あり

 そして、今やLEDバルブの時代だ。2007年のレクサスが世界初で装着しつつも、基盤部分の冷却問題などで実用化に時間がかかっていたが、最近になって純正装着が当たり前に。さらに社外のLEDバルブも安価に登場して、気になっている方も多いのではないだろうか。

 HIDのように別体のユニットは必要ないので、ハロゲンバルブからの交換はとても簡単なのもうれしいところだが、肝心の明るさにまだ問題があるというのが実際だ。LEDの場合、純白な光なので明るいように見えるだけのこともあるし、さらに指向性が高いのもムラという点で課題だ。さらに小さなチップが光るので、ハロゲンなどとは光源の形が異なることから光軸がちゃんと出ないこともある。

近年は純正でフルLEDヘッドライトを採用するクルマも多い

旧車を明るくするならLEDよりHIDの方がオススメ

 特徴だけ見ると古めのクルマにもピッタリの気がするが、反射板が劣化していたり、汚れているとなおさら暗くなってしまうのは注意。同様のことはテールランプやブレーキランプにも当てはまることで、とくにブレーキランプが暗くなるのは安全性にも関わってくることでもある。現状で言うと、安いとはいえあれこれ試すのも無駄使いになるし、実際のところ本当に明るいLEDバルブを探し当てるのは結構大変。ヘッドライトは交換するにしてもHIDのほうが光軸も含めて満足度は高いし、明るい。またテールはナンバー灯程度にしておくのがいいだろう。

クラシックカーのブレーキランプ、ナンバー灯、室内灯のみLED化した例

 

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  • 向かって右がハロゲン、左がLED
  • かつてはハイワッテージバルブに交換するという技もよく使われていた
  • 大昔のクルマはレンズとバルブが一体化したシールドビーム方式
  • クラシックカーのブレーキランプ、ナンバー灯、室内灯のみLED化した例
  • 様々なクルマ用に社外HIDキットが販売されている
  • 近年は純正でフルLEDヘッドライトを採用するクルマも多い
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