いまや社外ナビは「AV機能」で選ぶ時代! 各社の特徴をまとめてプロが解説 (2/2ページ)

ケンウッド:圧倒的コスパでハイレゾ音源を楽しめる

 ケンウッド「彩速ナビ・タイプS」の良さは、抜群のコストパフォーマンスだ。他社のハイレゾ再生対応モデルと比べてみると、「価格.com」の最安値ではカロッツェリア・サイバーナビの7型モデルが15~16万円、パナソニック・ストラーダはBDが見られる10型モデルで約16万円。対してケンウッドは8型のフローティング・モデルで9万円弱と、圧倒的に安い。上位機種の「タイプM」でも、10万円そこそこだ。安価でハイレゾを楽しみたい人にはぴったりである。

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ケンウッド・彩速ナビタイプS MDV-S809F画像はこちら

 彩速の名が示す通り、画像は彩り鮮やかだし速度はスピーディ。スマホ並みの快適さで操作できるのがいい。音楽の検索機能の使いやすさも上々である。サウンド調整機能は他社のようなグラフィックイコライザーではないが、細かい調整も可能だ。音質はポップスやロック系に向いた印象。得手不得手があるのが、弱点と言えるかもしれない。

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アルパイン:内蔵アンプの音質は突出した素晴らしさ

 同梱/別売はあるものの、車種専用取り付けキットを用意して、後付け感のない美しい装着を考えた製品をラインアップしているのがアルパインの「ビッグX」。このシリーズの良さは、内蔵アンプの素晴らしさで、一昨年モデルからデジタル(D級)アンプを採用しているのだが、昨年モデルはブラッシュアップを行い、より素晴らしい音に進化した。なんでも解析の結果、低音の音程がわずかにずれていることを発見したそうで、そこを修正したらものの見事に音が一気に安定したとか。まさにピアノの調律のようなもので、一本筋が通ったような音は素晴らしく、外部アンプの必要性などまるで感じないほどだ。

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 サウンド調整機能も充実。ただし他社のほとんどが「タイムアライメント」と呼ぶのに対して「タイムコレクション」と言ったり、他社の多くがグラフィックイコライザーを採用しているのに対してパラメトリックイコライザーだったりと、多少使いづらさを感じるのが難点か。

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