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小粒な見た目とは裏腹のドデカイ収納力! 100万円で買えるアウトドア御用達のコンパクトカー4選

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

トヨタ・ポルテ

 リヤドアはスライドドアがいいというなら、トヨタ・ポルテはどうか。年式的には2017年前後となり、後席の乗降性の良さは、助手席側(のみ)スライドドア部分のステップ高300mm!! という驚異的な低さもあって、フィットやスイフトの比ではない。トヨタ・ポルテ

 ラゲッジルームは開口部地上高こそ700mmと高めなものの、フロア奥行き580mm、幅1000mm、天井高1020mmと、背の高さによって高さ方向の余裕がポイント。深さ125mmの床下収納もある。加えて、なぜかポルテの中古車は走行距離が極端に少ないものが多いのも特徴だ(2017年式で走行1〜2万kmもあったりする)。トヨタ・ポルテ

スズキ・ソリオ

 5ナンバーサイズのコンパクトカーの車幅は5ナンバー枠ギリギリの1695mmになっているケースがほとんどだが、スズキはよりナローな車幅を採用するのが通例だ。ハイトワゴンのソリオもその例に漏れず、100万円以下、走行距離8万km以下で手に入る2018年式前後の先代モデルも、車幅は1625mmと幅狭く、狭い道、駐車スペースでの使用では抜群の走りやすさ、駐車のしやすさを発揮する。スズキ・ソリオ

 そのラゲッジスペースは開口部地上高660mm(段差なし)、フロア奥行き440mm、幅1030mm、天井高1020mmと、とくに幅と高さ方向に余裕あり。後席を格納すれば奥行きが1120mm(前席背後までなら1530mm)に拡大するほか、ラゲッジスペースの床下には深さ310mm、幅590mm、奥行き550mmものサブトランクを備えているから、上下で荷物を積み分けられる便利さがある。スズキ・ソリオ

 ちなみに走行性能も意外や意外に抜群で、同年代のコンパクトカーの中でトップクラスの上質かつ静かな走りっぷりを見せてくれていたのである。こう言っては何だが、2018年式前後の3代目と、現行型の4代目は、見た目の違いはあまりなく、新車っぽく乗れるのも(先代)ソリオならではである。

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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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