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最強の「仕事グルマ」は最良の「遊びクルマ」! 現行「ハイエース」がアウトドア好きに愛される5つの理由

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: トヨタ自動車/Auto Messe Web編集部

その3:手に入りやすい価格

 ハイエースは新車でも約250万円から、上限でも400万円だ。基本的にアウトドア派はバンを選ぶことになるのだが、例えばジャストロー・3人乗りの2Lガソリンであれば255万8600円。アウトドア仕様に改装するベース車としても買いやすい価格ではないだろうか。

外装・内装ともカスタマイズメニューが豊富

その4:自動車税が安い

 ハイエースはバンであれば基本的に4ナンバー(グレード、仕様により1/3ナンバーになる)。つまり、全長4700mm、全幅1700mm、全高2000mm、排気量2L以下であれば小型貨物自動車扱いになり、自動車税が安い(車検は初回2年、以降1年ごと)。

広い室内はくつろぎ仕様にもできる

その5:改装用アイテムの豊富さ

 長年作り続けられてきたハイエースは、もちろんキャンピングカーのベース車、そして個人の改装にも最適な1台。その市場の大きさから、ハイエース用のベッドキットやカーテン、床張りキットなどのカスタムパーツが豊富に揃っているのも、ハイエースがアウトドア派、車中泊派に親しまれている大きな理由だ。

車中泊キットも種類が多い

 もちろん、アルファードのような走りの快適感、静かさ、シートのかけ心地の良さ、空調環境は望めないものの、アウトドア派として「プロ」っぽく振る舞える点も、カスタムハイエースならではだろう。ただし、現在、中古車価格が異常に高騰中。納期に時間がかかっても、新車をじっくり選ぶのが良さそうだ。納車までの時間、じっくりアウトドア仕様への改装のアイデアを考えるのもまた楽しいではないか。そして自分好みの仕様にコツコツと仕上げていく過程に没頭できるのも、その自由度が大きいハイエースならではだ。

板張りキットも魅力的

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  • 2004年にデビューした5代目トヨタ・ハイエース
  • 板張りキットも魅力的
  • アウトドアグッズを大量に積める荷室
  • 広い室内はくつろぎ仕様にもできる
  • 車中泊キットも種類が多い
  • 外装・内装ともカスタマイズメニューが豊富
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  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 青山尚暉(AOYAMA Naoki)
  • 学生時代からプロミュージシャンとして活動し、ある日突然自動車専門誌、輸入車専門誌の編集者に転身。その後、モータージャーナリストに。新車試乗記やクルマコラムの執筆だけでなく、1台のクルマに対して20カ所以上を独自開発ツールで計測する車両パッケージ解説にもこだわりまくる性分。また、ドッグライフプロデューサーとしても活動し、愛犬とのドライブ術、ペットと泊まれる宿について情報発信。Web、専門誌、一般誌、ラジオ、TV、インターペット、キャンピングカーショーなどで「愛犬との快適安心な旅スタイル」を提言。小学館@DIME、PETomorrowなどでは愛犬とのライフスタイル、ドッグフレンドリーカー記事を展開中。カートップの連載「CT DOG」をまとめた『愛犬と乗るクルマ』はドッグフレンドリーカー選び、愛犬とのドライブ旅行のバイブルとなるムック本。著書に「ぼくたちの外車獲得宣言」「ムリしないで外車が買える本」「すごい海外旅行術」など。輸入車の純正ペットアクセサリーの企画、開発、デザインにも携わっている。趣味はスニーカー、バッグ、帽子の蒐集。今も音楽をいい音で聴くことにこだわり、愛車のサウンドシステムは総出力400W 10チャンネル9スピーカーで構成されるデンマークの「DYNAUDIO」。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員(1994年~)。
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