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ホイールのツライチは攻めれば攻めるほどカッコいい! ビッタビタを実現するテクニックとは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web

リム幅も広げることでさらにギリギリまで外に出せる

 今からホイールを交換する場合は少し計算が複雑だ。というのもツライチはオフセットだけじゃなく、リム幅をどう設定するかも大きく関係してくる。純正ホイールのサイズが7J×16+50で、引っ込み具合が40mmだと仮定しよう。オフセットの『1』は1mmと同じことなので、計算上は『50-40=10』で7J×16+10が正解。ただし純正ホイールを基準にオフセットだけでツライチにするのは非現実的で、実際にはリム幅を変えてホイールを太くしつつオフセットで微調整することになる。

オフセットなどの解説

 リム幅は1Jが25.4mmだけど外側と内側の両方に広がり、直接ツライチに関係するのは0.5J、すなわち12.7mmだ。リム幅を太くしてツライチを作ったほうがカッコいいと感じるかもしれないが、内側にはダンパーなど足まわりのパーツがあり、太くするほど干渉しやすい。先の例でいえば10J×16+50でツライチになるものの、確実にダンパーか何かに当たってしまうと思われる。

 純正ホイールのサイズが7J×16+50で引っ込み具合が40mmなら、9J×16+37だと引っ込み具合は0.6mmで内側の広がりが12.4mmになり、かなり限界まで攻めたツライチのセッティングが作れるはずだ。もっとも個体差や車種による内側のクリアランスの違いはあるし、ホイールは決して安く気軽に買えるパーツじゃない。ドレスアップを得意とするプロショップに相談したり、少し甘いオフセットで微調整にスペーサーを使うほうがリスクは少ない。

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  • ツライチのイメージ
  • スペーサー装着イメージ
  • 糸を垂らしているイメージ
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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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