シーンを選ばず確実に記録するために
VREC-DZ800DCで注目の新機能はほかにもある。イメージセンサーは、前後とも暗所特性に優れた「STARVIS」技術を搭載したソニー製CMOSセンサー。夜間での高感度・高画質に記録できる「ナイトサイト」にも対応する。画素数はフルハイビジョンで記録できる200万画素で、これにより昼夜を問わず鮮明な映像を記録できる優位性を獲得した。
加えて駐車中の記録を継続的に行うために、本機の電源はシガーライターソケットからではなくバッテリーから直接取る方法を採用した。これにより、24時間365日、つねにクルマを監視し続けられる。また、駐車監視機能をONにすれば監視中は動作中を示すLEDランプが点灯し、これだけでも車上荒らしの抑止効果として役立つ。
Wi-Fi接続機能の搭載も注目だ。これはスマホ側から録画した映像の確認や、本体の設定が可能になるというもので、この機能を活かせば、スマホ上で後方車両接近検知機能の設定もでき、正確な検知に重要なキャリブレーションも行える。さらに、録画映像はSNSへ手軽にアップロードできるのもメリットとなるだろう。何よりトラブルが生じた際に第三者へ送信しておけば、万が一のときの大きな安心感につながる。VREC-DZ800DCは、安心安全をもたらす機能盛りだくさんのフラッグシップ機と言えるだろう。
そして、ドライブレコーダーの入門機として「VREC-DH301D」も用意された。こちらもソニー製CMOSセンサー「STARVIS」をフロント/リヤカメラに採用したが、とくにフロントには約370万画素の高画素タイプを採用。レンズをF1.4とすることで、昼夜を問わず鮮明な映像の記録を実現している。ピアノブラックとマットな組み合わせもオシャレな雰囲気を醸し出す。パイオニアによれば「万人にわかりやすい機能が高レベルで備えたハイコストパフォーマンス機」に仕上げられているそうだ。