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モータースポーツは数あれど初心者が挑戦するならジムカーナがイチオシなワケ

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: Auto Messe Web

  • ジムカーナのイメージその2

  • ジムカーナのイメージその1
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モータースポーツのなかでも昔から支持されるジムカーナ

 クローズドコースでの走行と聞くと、走行会など決められた時間でサーキットを周回するスタイルをイメージする人が多いはず。しかし、クローズドコースでの走行にはほかにもドリフトやダートトライアルなどさまざまな種類があります。そのなかでも多くの人にオススメしたいのがジムカーナです。

そもそもジムカーナってどんなモータースポーツ?

 そもそもジムカーナとは何なのか、知っている人も多いかもしれませんがあらためてご紹介。ジムカーナは広い舗装路面にパイロンなどで設定された、走行時間1分程度のコースを1台ずつ走行し、そのタイムを競うという競技。モータスポーツの入門競技の代表的な存在です。

ジムカーナのイメージその1

 競技とは言ったものの、練習会や走行会も開催されています。ジムカーナ場でさまざまなテーマや目標を考慮した上でコース設定をし、走行を繰り返すといった走行会も増えています。

ジムカーナ走行が初心者にオススメな理由

 初めてジムカーナ走行を見ると、「コースが複雑で覚えられそうにない」とハードルの高さを感じてしまう人も多いかもしれません。しかし、ジムカーナ走行は初心者にこそオススメしたいドラテク練習方法のひとつなのです。練習会や走行会であれば、コースを間違えても基本的にペナルティもありません。初心者向けのコース設定をしている練習会や走行会も多いです。

ジムカーナのイメージその4

 ジムカーナ走行が初心者向けなのは、サーキットを周回する走行よりも安全性が高く、クルマの挙動をしっかりと学べるからです。まず基本的に1台ずつ走行するため、他車と接触するリスクはなく、「当てた当てられた」という揉め事は基本的にありません。また、もしもアクシデントが起きてもサーキットより速度域が低いため、軽いダメージ(サーキット走行比)で済むことが多いです。

 次にクルマの挙動をしっかりと学べるという点。言い換えれば広い広場で走行し、後続車の心配がないジムカーナ走行では安全な環境でアンダーやオーバー、スピンなどの「失敗」を経験することができます。タイヤの限界を超えたときにクルマはどのような挙動を示すのか、その体験と挙動変化時の対処操作を、何度も安全に反復練習できるのです。

 このときの体験や反復練習により、将来的にサーキットを走行して予期せぬ挙動が起きても落ち着いて対処できるようになり、安全性の向上にもなります。

 また練習会や走行会によってはコースに水を撒いて、ワザと滑りやすくしている場合もあります。これならばより低い速度で限界を超えたときの挙動を安全に体験できると同時に、タイヤの減りも少なくクルマへの負担も軽くなります。初心者はこういった練習会や走行会を探すというのも、ドラテク向上へのひとつの手段でしょう。まずはたくさんアンダーやオーバー、スピンを経験するのが安全に上達する近道なのです。

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