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観戦券が完売した「ラリージャパン」を今からでも楽しむ方法とは? 「うまいもの」を食べてお祭り気分に浸ろう!

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TEXT: 原田 了(HARADA Ryo)  PHOTO: ラリージャパン事務局/Toyota Gazoo Racing

ヒストリックなラリーマシンにも興味津々

 もちろん、豊田スタジアム=サービスパークでの観戦がお薦めという理由は、大型モニターによるパブリックビューイングだけではありません。スタジアムを挟むように設けられた2カ所のサービスにも入場が可能となっており、スタジアムの東に設けられたサービス1 マニュファクチャラーはTGR(トヨタ)とヒョンデ、Mスポーツ(フォード)の3大ワークスのサービス基地。今シーズンのWRCを戦ってきたワークスマシンを間近で見ることが可能となっています。

 WRCの競技車両は今シーズンから一部レギュレーションが変更され、マニュファクチャラー(自動車メーカー)直結のワークスチームが鎬を削るトップカテゴリーは「ラリー1」と呼ばれ、昨年まで使用されてきたグローバル・レース・エンジン(排気量1.6Lの直噴ターボで最高出力は約380ps)をパイプフレームも可能になったシャシーに載せ、全車共通のハイブリッドシステムが採用されています。

 またスタジアムの南東に設けられたサービス2ではWRC2とWRC3の両クラスの整備エリアとなっていますが、こちらにもアクセスすることが可能となっており、レースでのパドックパスのようなものとなります。ちなみに、サービスパークの入場券は2022年11月10日(木)から13日(日)まで各日ともに大人7500円、子ども(3歳~中学生以下)3000円で2歳以下は無料となっていますが、子どものみでの購入は不可となっています。さらにサービスパークでは歴代ラリーカーの展示もあるようで、ラリーファンには見逃せません。

 ちなみに、掲載した2台のラリーカーは2022年1月に開催された東京オートサロンのラリージャパン・ブースに展示してあったセリカとインプレッサです。今回のサービスパークで展示されるクルマはまだ発表されていませんが、国内外のさまざまなラリーカーが展示されるのではと、ヒストリックカーファンとしては大いに楽しみです。

ラリーグッズや地元グルメも展開

 また今回のラリージャパンを“RALLY FAN FESTA~史上最大のラリー祭り”ととらえて、さまざまなイベントも開催されます。豊田スタジアムとは矢作川を挟んで対面する位置にあるスカイホール豊田では、地元、愛知や岐阜の名物を中心に国内外のさまざまなグルメを堪能できる『うまいものフードパーク』が開催予定です。

 また名鉄三河線の豊田市駅前にある豊田市ステーション・スクエア(豊田市駅前広場)では『EV+ experience2022 in Toyota City』と銘打ったEV車両体験・体感イベントが開催されます。

 これはカーボンニュートラル&エコロジーを実現した“新時代の自動車体感イベント”で、EV+としたのは、EV=電気自動車だけではなく、水素で走るクルマ(FCV)やハイブリッド(HEV)、プラグインハイブリッド(PHEV)など、環境に配慮したすべてのクルマを包括する次世代モデルとしてとらえたから。今回のイベントでは、これらEV、FCV、PHEV、HEVなど次世代モデルの展示・試乗に加えて、 次世代レーシングカーの展示も予定されています。

『うまいものフードパーク』と『EV+ experience2022 in Toyota City』は、ともに11月12日(土)と13日(日)の両日開催で、こちらは嬉しいことに入場無料。コアなラリーファンでなくても、それどころかさらにはラリーを知らない一般の方でも“クルマと食”といったお祭り気分が楽しめるイベントとなっています。

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  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • ライター。現在の愛車は、SUBARU R1、Honda GB250 クラブマン、Honda Lead 125。クルマに関わる、ありとあらゆることの探訪が趣味。1955年、岡山県倉敷市生まれ。モータースポーツ専門誌の地方通信員として高校時代にレース取材を開始。大学卒業後、就職して同誌の編集部に配属。10年間のサラリーマン生活を経て90年4月からフリーランスに。モータースポーツ関連の執筆に加え、オートキャンプからヒストリックカーイベントまで幅広く取材。現在ではAMWに、主にヒストリー関連コラムを執筆。またライフワークとなった世界中の自動車博物館歴訪を続け、様々な媒体に紹介記事を寄稿している。
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